システムトレードの複利運用について


システムトレードの複利運用について
2010年10月4日(月) 22:30:35 トレシズ
 
世間はすっかり秋模様となり、秋らしい風情が感じられるかと思えば、
雨が続いたりでなかなかパッとしない気候です。

全く聞かれてはいないですが私の私生活は

・トレード
・バックテスト三昧
・ジム
・アニメ

というよく分からない生活となり、バックテスト中にはインターネット上でニュースやアニメなどを見ておりまして、半ば「アニオタ?」と言われそうな気もしないこともないこともないような状況です(どっち


今日は、「複利運用について」をテーマにしてみたいと思います。

斉藤正章さんのブログなどでも公開されていますが、複利運用時(利益分を再度投資に回した場合)のグラフは圧巻ですね。

実は、私の場合もマキシマイザーなど一部の戦略で複利運用を採用してるのですが、正直ツボにはまったときの資産増加率はものすごいものがあります。


ただ、資産増加率だけに目が行ってしまいますが、その逆もしかりで、

「複利運用はドローダウンも極端に大きくなる」

のが大きな特徴です。


先日の運用時には、ザラ場中に下手をすると1日で運用資金の25%ぐらいのドローダウンがあった瞬間もあったため、負の方向への破壊力も無視できません。
(ちなみに、私は基本ザラ場中は見ない主義のため、このドローダウンは後になってから知りました。スリルを求める人にとっては抜群の効果が期待できますが、私はスリルは求めてないので…汗)


そのため、複利運用はシステムトレード初心者の方にはまずおすすめしません。

個人的なおすすめでは、初心者の方はまず、

「小さい資金の単利運用でシステムトレードの値動きに慣れる」

ことを推奨します。


先日のブログでも書いたとおり、私が多く使っている逆張りは、慣れるまでは結構恐いポイントで仕掛けることになるため、おそらく初めてシステムトレードを行う方にとっては、単利でも結構恐さを感じると思います。

それで小さい資金で勝ったり負けたりをしばらく繰り返してみて、

「ちょっと慣れてきたな」

と感じた場合に、少しずつ運用資金を上げていくのがおすすめです。

(特に、勝ちよりも「負け」に慣れるのが大事です。1銘柄で大きな被害を被っても、最終的にはトータルでプラスになるんだなぁ、と運用しているルールで実感できたら、本物ではないでしょうか。)


そして資金的に余裕が出てきたら、複利運用というのも1つの手です。

といいますのも、たとえば50万円、100万円といった資金で1億円などを目指す場合、単利運用だと何年かかるか分かりません。

実際、システムトレードか自己裁量かの違いはありますが、B・N・F氏など名のある方は複利運用ですし、逆に言うと、資金が小さい場合に大きく増やしたい場合には複利運用を選択するのが一番の近道です。

逆に、資金が大きい方の場合には、無理にリスクをおかしてまで複利運用をすることはないと思いますし、このへんはやはり好みに応じて使い分けるのがベストかもしれませんね。


私の場合ですと、初期資金の6分の1程度を複利運用で運用しています。

生活費もありますし、残りの6分の5程度は念のためということで単利運用です。

一番大事なのは、

「株価が予期せぬ方向に動いたときに、最悪でも生活に支障が出ないような資金で運用すること」

です。

単利複利はどちらでも問題ありませんが、常に最悪の事態を想定した上で資金配分を行うようにすると、より一層安全な運用が望めると思います。



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