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売買代金制限の考え方

トレシズシストレの考え方
売買代金制限の考え方

たとえばですが、

(A)直近5日間の売買代金が5億以上
(B)直近15日間の売買代金が5億以上

という2種類の売買代金制限があったとします。

この2つはどちらが厳しい条件か?といいますと、多くの場合

「(A)直近5日間の売買代金が5億以上」

の方だったりします。

厳しいと言いますのは、

「仕掛け当日の売買代金がより大きい銘柄に絞っている」

という意味合いですね~。

直近5日間と直近15日間の違いは?

直近5日間と直近15日間の違いは?

売買代金がより大きい銘柄に絞っているため、

多くの場合、

(B)15日よりも(A)5日の方が総取引回数が少なくなります。

これはどちらが正しいというわけではないものの、

たとえばですが、

・資金が小さい場合には(B)15日
・資金が大きい場合や、マーケットインパクトを抑えたい場合には(A)5日

といった感じで選ぶのが一案です。

売買ルールでは、「その銘柄が自分の仕掛けるロットに耐えられるかどうか?」を考えるのが重要だと思っています。

ポイント

たとえばですが、

寄りの出来高が10,000株のところに、

5,000株以上の単位で入るのは、

…なかなか厳しいものがあります苦笑

この事例の場合、

せめて1,000~2,000株には抑えたいところでしょうか。

指値でインする場合でも、

・自分の指値が強力なサポートラインになってしまわないかどうか?
・手仕舞いの際に、ちゃんと捌けるロットかどうか?

といった点を考えるのが重要、

と考えますね~。

ロット的に厳しい場合には?

厳しい場合には、

やはり売買代金制限等を上げるのが1つの手だと思います。

その際に、

通算利益率は落ちやすくはなりますが、

あくまで個人的なスタイルですと、

「通算利益率よりも、再現性の方が重要」

と考えているところがあります汗

以下、関連記事です。

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