システムトレードブログ

時価総額からスリッページを考察する

トレシズスリッページ対策

まず昨日の時価総額CSVをざっとチェックしてみます。

500位までは、私自身の経験上でもたいした滑ったことがない銘柄ばかりですね〜。

…トヨタ自動車などはシグナルが発生したこともあったかどうか?という感じですが苦笑

逆に言い換えますと、こういった時価総額上位銘柄のみに売買対象を限定しますと、

スリッページやマーケットインパクトの影響は極めて小さいとは言えるかもしれませんね〜。

ただその代わり、こういった大型株はボラ(変動幅)が小さいですので、

イザナミの検証における過去の通算利益率はほぼ間違いなく落ちます。

そのため、最適分散投資段階におきまして、1銘柄投入額を大きくするなどの工夫が必要にはなってくると考えられますね〜。

500位〜1000位になりますと、ユーグレナやエナリス、ナノキャリアなど新興銘柄が多少入ってきますが、

このあたりも経験上、比較的スリッページは小さい部類です。

アルデプロで結構滑ったことがあるのが記憶にあるぐらいでしょうか。

1000位〜1500位は、ユナイテッドやDDS、ソースネクストなどは滑ったことがありますが、個人的には全然許容範囲のレベルです。

1500位〜2000位は、日本アジアG、ネットプライス、フィンテックなどはありますが、これも許容範囲ですね〜。

2000位までは問題なさそうです。

…ここから先、「ん?」ということになってきそうですが苦笑

2000位〜2500位は、CVSベイエリア、ペッパーぐらいでしょうか。

2500位〜3000位は、やや板が薄い銘柄が結構出てきますが、過去の経験上では滑った銘柄はあまりありません。

次に3000位〜3500位です。

東証一部銘柄ではそこまで滑った記憶がある銘柄はないですが、

新興では、インフォテリア、ソフトフロント、テリロジー、ビューティ花壇、イーキャッシュ、イメージワン、インスパイア―、FVCなど、

板が薄い場合が多い銘柄が出てきています。

このへんではないでしょうか苦笑

時価総額からスリッページを考察した場合、

個人的な感覚上では、

・東証一部は概ねOK(ネオスやCVSベイエリアなど大きく滑ったことがある銘柄は一部ありますが、平均をとると許容範囲レベルのため)
・新興(JASDAQ、マザーズ)は、甘く見積もれば3000位以下を除外するのもあり。
厳しく見積もれば、2000位以下または2500位以下を除外するのもあり。

といった感じかもしれませんね〜。

トレシズの「スリッページ対策」の記事

前々記事:逆指値を語るシリーズ(15)
前の記事:逆指値を語るシリーズ(16)
今の記事:時価総額からスリッページを考察する
次の記事:発行済み株式数からスリッページを考察する
次々記事:逆指値を語るシリーズ(17)

コメント
コメントはありません。

コメントを投稿・削除する

おすすめ記事

逆指値を語るシリーズ(18)

スリッページを抑える手法が他にないものかと、トレード日記側でも日々いろいろ研究…

逆指値を語るシリーズ(1)

ブログを振り返ってみますと、ここ最近なんだか逆指値についてばかり書いているよう…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る