システムトレードブログ

株のAIをどう考えるか?

トレシズシストレコラム

全シ連コラムのコメントで、

AIについてのコメントがありましたので、

個人的な「株AI」に対する考え方を書いてみたいと思います(ぇ

実は個人的にも株AIには結構興味があり、

若干は開発を進めてたりします。

私の場合ですと、

株AIにやらせたいのは

「データ集め」

だったりしますね〜。

・出来高が一気に増えた瞬間に買ったらどうなるか?
・全銘柄の騰落率が一定値を超えた場合に、日経平均が一気に押した際に買ったらどうなるか?

などといったデモトレードを大量に行わせ、

それをデータベースにどんどん蓄積していきます。

そして、

試しているデモトレードのパフォーマンスが悪いようなら、

また別な手法に切り替えさせてデータを蓄積していく、

ということを繰り返します。

つまり、

日足では検証できない、

分足の検証をさせたいわけですね〜。

母数が少ないうちは信頼感はないですが、

母数が一定以上になった手法はやはり、

通用する可能性があるとは思います。

そういった手法を探し、

あとはAIに自動売買させるだけですね。

個人的にはToresyz Hyperが自動売買に対応しており、

実はこのツールでAI的な機能も追加中です。

ただ、

分足のデータを蓄積していくとデータ量が膨大で、

・HDD容量をどうするか?
・DBが容量的に耐えられるか?

という問題があったりしますが苦笑

といった感じで、

開発方法を考えてみますと、

AIの影響も多少は読めるようになる気はします。

個人的な読みですと、

分足的な動きとしては今よりもどんどんいやらしい動きになっていくのではないか、

とは思っていたりしますね〜(ぇ

たとえばですが、

・株価をわざと上にブレイクさせ、買いが集まった瞬間に大量の空売りを仕掛ける
・株価をわざと当日安値より下にブレイクさせ、素人が投げた後に大量の買いを仕掛ける

などといった動きが、

今後もっと増えるのではないか、

とは思っています。

ただこれはあくまで分足の話で、

日足には極端な影響がない場合が多い、

とも思っていますね〜。

また、

AI等は特にスピードが求められるため、

そういったツールを使えるのはやはりといいますか、

機関投資家等です。

少なくとも、

タワーのように、1分遅れの半リアルタイム株価では、

機関投資家のAIにはまったく歯が立たないでしょう苦笑

実際私自身もタワーを使って自動売買をしていますが、

結構1分の差が大きいんですよね。

暴騰株等の場合、

1分間で+10%など動いたりしますので、

こういった動きをとらえるには、半リアルタイム株価では遅いです。

1分遅れの株価を使う以上は、

・1分で動きすぎた銘柄への仕掛けは避ける
・もしくは、元々仕掛け位置をかなり上にしておく

等の対策をとるしかないわけですね〜汗

もちろん今後、

個人投資家向けにもっと有用なツールが出てくることには期待したいですが、

現状は高速トレードではプロには勝てませんので、

「一般人は時間軸を若干長くした方がいい」

という結論には到達しています苦笑

AIがいくら発展しようとも、

株は需給であり、

相場を動かせるのは基本大口(もしくは、集団によるイナゴ大口笑)であることには変わりはないので、

分足のような時間軸が短いトレードにはAIの影響が大きくても、

スイングのような時間軸が長いトレードには極端な影響がないのではないか?

というのが個人的な読みです苦笑

ただ、損切り設定などへの影響は大と見ています。

そのため今後は、

%による損切りではなく、

保有日数の損切りをメインにしようかな、

と考えていたりしますね〜。

トレシズの「シストレコラム」の記事

前々記事:続・年末年始は保有銘柄を持ち越すべきか?
前の記事:個人的な今年の目標?
今の記事:株のAIをどう考えるか?
次の記事:株システムトレード情報局の感想です笑
次々記事:全シ連の感想です笑

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