損切りに関する1つの考え
今はゴッドブレス2の最終調整を行っています。
そういえば一昨日はゴッドスプレッドが2銘柄近辺の約定となりましたが、
昨日11/27にはそのうちの1つが一時ストップ高張り付きとなりましたね〜。
私はその時点では既に保有していなかったのですが、
張り付いている最中には無駄に喜んでしまいました苦笑
残念ながら午前中に崩れてしまいましたが汗、
ゴッドスプレッドをお持ちの方には、
「ゴッドスプレッドはこういう動きをする」
というのは何となく把握いただけたのではないかと思います。
ツボにはまるとおそらく従来の戦略では発生しなかったような利益率になる取引があると推測されるとは思いますね〜。
ただ相当な高値で仕掛けるタイプの戦略のため、
1銘柄単位では結構大DDも頻発します(コラ
この戦略は特に、私自身がかなり昔から使っているロジックがベースのため、
「個人的な実運用で唯一勝てた手法」
というのがアピールポイントである一方、
極端な例ですと、2012年11月13日の4572カルナバイオのようなひどい動きをする場合もあります。
自己裁量時代にこの手法を使っていた際には、
「とにかくパソコン画面に張り付いて集中し、ちょっとでも下げたら損切る」
というスタイルを徹底していました苦笑
そのためザラ場中は保有銘柄をポートフォリオに登録して板の状況を徹底的に監視したり、
またはシグナル候補銘柄1000銘柄近くの動きを随時チェックしたりと、
正直身が持たない手法でしたね〜笑
今ではイザナミをはじめ、タワーや岡三・楽天RSS・ヤフー等リアルタイムの株価を抽出できるツールもありますため、
だいぶ負担は軽くなった気がしますが、
個人的にイザナミで開発するようになってから気づきましたのが、
「微妙なノイズで損切りをする必要がはたしてあるのかどうか?」
という点ですね〜。
たとえばですが、ゴッドスプレッドのような高値で仕掛ける戦略があったとしまして、
買値から-2%下げたら損切り、というようなことを繰り返しますと、
4回ぐらいの損切りで結構な額になります汗
「こういった微小な損切りを繰り返すということは、大負けになる取引1つと大差ないのではないか?」
といった推測があります。
たとえば4,000円の損切りを4回繰り返せば−16,000円になります。
一方、損切りしない場合、暴落している銘柄でも放置することになりますが苦笑、
その際に−16,000円程度の損失で済めば損切りを繰り返した場合と大差はないということになります。
暴落銘柄でDDを抑えるには一銘柄投入額を抑えるしかありませんので、
ゴッドスプレッドは上記のような理由で一銘柄投入額を極端に抑えている形になります。
(これは私のトレード日記の取引履歴をご覧いただけると分かると思うのですが、一銘柄投入額がかなり抑えられています苦笑)
そういえば、B・N・F氏なども
「極端に下げれば損切りすることもあるが、基本は損切りしない」
といった文章を書かれていたような気がしますし、
三村氏に至っては、
「売り保有銘柄で1億円の含み損が一時発生した」
とも書かれていました汗
とてもじゃないですが常人には耐えられるレベルの話ではないですが苦笑
ただこのあたりはシストレでも非常に参考になる部分だとは思っておりまして、
おそらくですが、上記のような点からも逆張りと損切りは相性が悪いのではないか?と思っています。
(これはノイズレベルの損失%で損切る場合のお話で、もちろん保有日数での手仕舞いは必要だと思っています。)
以上はあくまで個人的な考えでまったく正しいものではないですが(コラ、
ただ運用方法や戦略によっては、一定レベルの損失で損切りをするのが必ずしも正しいとは限らない、ともいえるのが相場の深いところだと思いますね〜笑
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