システムトレードブログ

シストレ駆け出しの頃にはまる罠(42) システムトレードは大損する?

時々お問い合わせいただくテーマですが、

「システムトレードは大損するのかどうか?」

という点について語らせていただきたいと思います。

どれぐらいの金額だと大損と言えるのかは人によって異なりますため非常に難しいところがありますが、

個人的には前回の罠シリーズで書かせていただきました通り、

「システムトレードは、裁量が下手な人の裁量ほどは負けない」

と思っております汗

■シストレ駆け出しの頃にはまる罠(41) システムトレードで勝てない原因とは?
https://www.torezista.com/blog/blog_2020/

前回のテーマと似ていますが、

・ロジックを理解していない上での自動売買
・ロットの張りすぎ
・リスク管理の甘さ

等が、大損する主だった原因とは言えるのではないでしょうか。

イザナミにおける販売ストラテジーの良さは、

「ロジック内容が全て見える」

という点だと思っていたりしますね〜。

自由に編集して検証もできますし、

そこに、

自分では思いつかないような、新たなアイデアがある場合もあります。

「アイデアを買う」

という発想ですと、

また違った観点になるのではないでしょうか。

それはさておき、

シストレで大損する主要な要因は、

上で書きました通りです。

1戦略に集中投資するのは、

必ずしも間違ってはいないと思いますが、

かなりのリスクを伴います汗

個人的なスタイルとしては、

「各戦略ごとにリスクを分散し、どれかがコケてもたいした影響がないようにする」

という感じで、

1銘柄投入額も、

おそらく普通の人よりもだいぶ小さいです。

銘柄分散数等は、

普通の人が驚くほど、分散しています苦笑

ただこういう感じでも、

EUショックなどの大きいイベントだと、

DDが大きかったりします。

ある程度シストレを続けている私でもメンタル的に動揺する場合がありますので苦笑、

初心者の方ですとさらに厳しいメンタル状況になる場合も多々あると思います。

こういった観点から考えますと、

「やはり最初は、リスクをかなり抑えた上で始めるのがいいのではないか?」

とは思っていたりしますね〜。

まずは、

・いきなり勝とうと意気込みすぎず、ゆっくりシストレを学ぶ
・また、リスクは抑え、自分のメンタル的に耐えられるレベルに抑える

という感じのスタートがおすすめです。

全シ連でも書かれていましたが、

はじめは横ばいでも十分立派な成績です。

といいますのも、

…9割が負ける世界なのですから苦笑

その上で、

勝つためにはやはり、

「日々学ぶ」

という点が必要になってくるとは思いますね〜。

そして、

日々じっくり学ぶためには、

リスクを取りすぎて一喜一憂しているようなメンタル状態ではダメで、

やはりといいますか、

リスクが許容範囲内である必要があると思います。

リスクを取りすぎてるような状態ですと、

精神的に正常な状態を保てませんし、

研究どころではないためですね〜。

「焦らずじっくり学ぶ」

こういうスタイルがおすすめです。

販売戦略でも、

1銘柄投入額を設定値よりも小さくすると、

いろいろ見えてくるものがあるかもしれません。

トレシズの「シストレ駆け出しの頃にはまる罠」の記事

前々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(40) カーブフィッティングには2種類ある?
前の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(41) システムトレードで勝てない原因とは?
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次々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(44) 利益を出すためには、焦りは禁物

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