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シストレ駆け出しの頃にはまる罠(77) あくまで個人的な、シストレでマイナスから脱出した流れ

シストレ駆け出しの頃にはまる罠

個人的には2000年代前半からシストレを始めたわけですが、

序盤の2007~2008年はかなり厳しかったですね苦笑

※序盤は確か、イザナミではなくパイロンあたりを使っていたと思います。

これは単に、

「始めた時期が相当悪かった」

という点もありますが、


やはり

「シストレに対する理解が浅すぎた」

というのも無視できないほど大きな要因だった、

と考えております汗

そこで今日は、

「あくまで個人的な、シストレでマイナスから脱出した流れ」

について書かせていただきたいと思います。

(1)まずは、売りを使うようにした

売り戦略

2008年の相場では、

買えども買えども底抜けるような、

買いの初心者にはどうにもならない相場でした。

そこで、

おそるおそる売りも併用し始めたわけですが、

当時から順張り寄りの趣向だったため、

下落トレンドで売るのは順張り的な観点で、

意外と自然
でしたね苦笑

(2)1戦略への集中投資をやめた

当時は特に、

「誰もが知りえない、必ず勝てる聖杯」

というものを探したものです(ぇ

ただ、

「かなり検証結果が良いロジックができた!」

と意気揚々で運用を開始したものの、

…なぜかマイナスに苦笑

そんなことを繰り返していましたが、

いつの日か、

「1戦略を過信するのはやめよう。

そうではなく、10戦略ぐらいを使い、3つぐらい生き残ったとしたら、生き残った戦略を伸ばす考え方にしよう。」

というスタイルに変化していきました。

(3)戦略によるものの、一部戦略では全相場でシグナルを出すのをやめた

一部戦略では全相場でシグナルを出すのをやめた

これはよく書かせていただいております、

待つも相場ですね苦笑

この考え方を取り入れることにより、

成績が劇的に変化したのを覚えています。

負けていた頃は、

「損失発生時期が一致しすぎている戦略同士を組み合わせていた」

というのが最大の敗因になっていた気がしますね~。

(4)裁量をやめた

序盤は結構、

裁量を入れていましたね~。

そして後日、

「裁量を入れない方が結果が圧倒的に良かった」
「裁量で大負けしてしまった」

といった感じで、

まさに余計なことをしていたことに、

金銭的なダメージをもって気づかされるわけです苦笑

ただ、

机上の空論ではなく、

実際に身をもってダメージを食らいますと、

学習効果は非常に高くなると思います(ぇ

二度と同じ轍は踏むまい、と思うわけですね苦笑

※ただ、それでも何度も裁量をやってしまいましたが(ぇ
そして、何回も痛い目に遭ううちに、自然と完全にやめました苦笑

(5)各戦略の役割を分けるようにした

各戦略の役割を分けるようにした

順張りと逆張りをまとめて考えるのではなく、

・順張りなら順張りだけ
・逆張りなら逆張りだけ

といった感じで別に考えるようになってから、

成績が向上したと思いますね~。

個人的には、

証券口座そのものも、

ある程度順張りと逆張りで分けていたりします。

(6)1日あたりの損益の変動幅を抑え、「継続」を重視するようになった

システムトレードに慣れていなかったり、

もしくは使っている戦略が信頼できていない段階でロットが大きすぎると、

やはり継続が難しくなります。

かつての自分のスタイルもロットが大きすぎ、

日々のメンタル的な負担が結構なものでした苦笑

そこに気づき、

ロットを全体的に抑えるようになってからは、

比較的継続しやすくなった
感じですね~。

※一応、今でも集中投資型の夢は捨てきれず、
低ロットで何度もチャレンジはしていますが苦笑

まとめ:あくまで個人的な、シストレでマイナスから脱出した流れ

シストレでマイナスから脱出した流れ

大枠としては上記のような感じでしょうか。

上記6項目は、

今でも変わらず重要視しているほどですね~。

もちろん上記は、

個人的なスタイルというだけで、あくまで1つですが、

ご参考になれば幸いです。

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