短期株システムトレードのメリットとデメリット
あくまで個人的なスタイルですと、
「株システムトレードは短期がメイン」
というスタイルです。
投資対象にはいろいろありますが、
シストレは短期主体とすることにより
ポートフォリオ全体のリスクヘッジを行っている、
こういったイメージかもしれませんね。
今日は個人的に考える、
「短期株システムトレードのメリットとデメリット」
について書かせていただきたいと思います。
短期株システムトレードのメリット
(1)短期保有のため、一般的には長期保有ほどはDDが大きくなりにくい
最大DDの大きさはやはり、
「保有期間に比例する」
と考えております。
このあたりはもちろん戦略の調子等にもよりますが、
個人的な経験上ですと、
長期投資よりは短期投資の方が、
DDがだいぶ小さい場合が大半です。
…一部、例外的な地合もありますが苦笑
(2)実現損益が早い段階で確定しやすい
含み益はあくまで含みであって、
確定した損益ではない一方、
シストレの場合ですと、
たとえば買いでストップ高などを引いた場合には、
…
大半が確定した利益ですね笑
「含み益ではなく、実現損益として利益が確定する」
というのは、
メンタル的にもプラス要素が多いのではないか?
と考えます。
(3)資金移動がしやすい
これが実は、
…かなり大きい部分かもしれません(ぇ
たとえば長期投資の場合、
そうそうは資金移動はできません苦笑
…含み損ならなおさらですね汗
短期トレードは資金拘束期間が短いため、
「いざという時に資金移動がしやすい」
という点がかなりのメリットだと考えます。
このあたりが、
個人的に短期トレードと長期トレードの両方を行う理由かもしれませんね~。
短期株システムトレードのデメリット
(1)長期保有より手間が増える
売買回数が増えますので、
当然長期よりは手間が増えます苦笑
個人的には短期トレードが趣味といいますか、
結構楽しんでやっている感じなので苦ではないですが、
実際手間はかかりますね。
なるべくですが、
「日々の手間を削減する工夫」
を導入していくといいのではないか?と考えます。
(2)手数料負担が多くなる
これも売買回数が増える影響ですね~。
1トレードあたりの期待値から手数料分が削られ、
結果的に期待値が落ちることになりますので、
1トレードあたりの期待値の大きさもある程度は重視したいところです。
(3)結果が地合と連動しないことも多々ある
これもまた、
…シストレあるあるかもしれません苦笑
実際、
私自身の実運用でも、
…
いつ調子が良くなるか分からない戦略、
というものがあったりしますが汗
そのためですが、
あくまで地合との連動は長期投資の方に任せ、
「短期トレードでは独立した結果で良く、こちらもまたある程度の長期の結果で見る」
という考え方が主体です。
株システムトレードと長期投資で同時に食らう地合
買いの短期トレードでは下がったら負け、そういったニュアンスのB・N・F氏のお言葉があったと思いますが、個人的にもまさに、だと思っている感じです苦笑ただ、…
トレードの時間軸を決める
「トレードの時間軸を決める」という点も、システムトレードにおける重要な要素の1つ、と思っていたりしますね~。性格的に合わない手法は継続に耐えない?とい…
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