(34)当日ストップ高に張り付きそうになったら損切る、という手法はどのように検証すればいいですか?
今日はよくあるご質問と回答シリーズです。
■1日オーバーナイトの売り戦略で、当日ストップ高に張り付きそうになったら損切る、という手法はどのように検証すればいいですか?
こちらにつきましては完全な検証はできないのですが、
0.5〜1割の誤差があるという前提ですと、手仕舞い条件を以下のようにすることにより検証できます。
陽線が1と同じ→(赤)翌日寄付で手仕舞いする
↓(青)
高値が値幅制限上限(1日前)(−1%)より大きい→(赤)翌日寄付で手仕舞いする
↓(青)
当日指定値(値幅制限上限)(1日前)(−1%)で手仕舞いする
実際のところ、先日のKLabのように、前場マイナス圏から、後場材料が出て寄らずのストップ高になるという、
買い方にとっては最高ではありますが、
売り方にとっては地獄という状況もあります汗
こういう場合にはもちろんストップ高−1%での損切りはできませんため、
こういう事例もあるということはあらかじめ想定しておくのがおすすめですね〜。
ザラ場中でもこういった前場と後場の境目で材料が出て壮絶な動きになることはありますし、
また場中に悪材料が出て売買停止になったりすることはありますので、
基本的には1銘柄依存は避けるのが理想的ではないでしょうか。
…個人的にはトレード日記側で今日ユビキタスに1銘柄依存しましたが(コラ
■理想的なポートフォリオはどういった感じですか?
これは非常に難しいご質問で、
私自身いまだに答えが見つかっておらず、模索中です汗
ただこれは順張り主体か逆張り主体かによっても変わってくるとは思っておりまして、
・順張りの場合
→上昇トレンドでは買い
→ボックスでは何もしないか、もしくは中期のトレンドフォロー?
→下落トレンドでは売り
というのが基本だとは思います。
トレンドによる依存が小さいのはどちらかというと逆張りで、
・逆張りの場合
→上がったら売り
→下がったら買い
これだけです笑
これはどちらが優れているかは分からない要素でして、
基本的にはやはり
「順張りと逆張りでどちらがご自身に合っているか?」
が重要な要素だと考えます。
なお私の場合ですと、意外と順張りと逆張りどちらにも抵抗はありません(ぇ
正直最近思うこととしましては、
・順張りではとれるが逆張りではとれない相場がある
・逆張りではとれるが順張りではとれない相場がある
という点を強く感じておりまして、
やはり結論的には両方必要だとは思っております苦笑
基本的な考えですと、
2013年前半のような明確な上昇トレンドでは順張り買い主体、
2008年のような明確な下落トレンドでは順張り売り主体
というのが順張り的な考え方だとは思っております。
一方、
2013年前半のような明確な上昇トレンドで逆張り買い主体、
2008年のような明確な下落トレンドでも逆張り買い主体
という買いのみで戦うスタイルもあると思っていますね〜。
そのため買いのみで戦えないということは絶対ないとは思いますが、
順張り派にとっては売りは必須ではないか?とは考えております苦笑
といいますのも、下げ相場では売りが順張りのためですね〜汗
1つ言えることは、
「迷ったらデイ」
です(ぇ
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