システムトレードブログ

トレンドによる買いと売りのバランス調整はかなり有効だと見ています。

トレシズシストレの考え方

たとえばですが、

「今の地合は買いと売りどちらで戦うべきですか?」

と聞かれましたら、私の場合ですと「今は間違いなく買い主体で戦う」と答えさせていただくかもしれません(ぇ

これは単に相場が上がっているためでして、

逆に相場が下がっている時ですと「今は売り主体で戦う」とお答えさせていただくことになりますが(コラ

上記は正しいというわけではなく、

順張り的な考え方で、個人的な好みが多分に入っていたりしますが苦笑

逆に言いますと、今売りのみで戦っていて利益を出している方は相当な猛者だと思ったりしますね〜。

これは今の地合ですと結構難しいことだと思いますので、

売りのみでプラスの方は実際尊敬に値すると思っていたりします笑

今年は全体的に見ますと間違いなく上昇トレンドとは言えますので、

こういった上昇トレンドでは順張り買いと逆張り買いの両方が効くといえるかもしれませんね〜。

また7月の現時点でも日経平均は25日線上にありますため、

個人的には順張り買いと逆張り買いの両方をポートフォリオに入れたいと思っております。

順張り買いはまだ分かるとしまして、

「逆張り買いは恐い」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ここで個人的な考えですと、

「日経平均が25日線上にある場合の逆張り買いは意外と恐くない場合が多い」

という点でしょうか。

といいますのも、

「まったく反発しない例外的なDDが発生したとしても、日経平均が25日線下になったら停止すればいいだけなので、DDの幅がある程度限定される場合が多い」

という観点からかもしれませんね〜。

この考え方ですと、5/27〜6/27の1ヶ月間のDDは少なくとも防げます。

これが正しいのかどうかはさておき、

25日線上であれば個人的にもやはり買いメインで考えたいところですね〜。

一方売りをどう使うかですが、

個人的には

「上昇トレンドでは約定率の低い売りを使う」
「下落トレンドでは約定率の高い売りを使う」

というのが最近結構好みだったりします笑

基本的には逆指値戦略主体ですね。

買いと売りの両方を建てている両建ての場合、

買いと売りのお互いで足を引っ張り合っているようにしか見えない場合もありますが、

これはおそらくですが上昇トレンドにおける売りの比重が高かったり、

下落トレンドにおける買いの比重が高かったりするため起きる現象だと思われます。

そのためですが、あくまで1つの考え方としまして、

・上昇トレンドでは日々の保有が買い7:売り3になるように調整する
・下落トレンドでは日々の保有が買い3:売り7になるように調整する

といった手法も考えられると思いますね〜。

たとえばですが、成行の買い戦略Aを資金500万、
成行の売り戦略Bを資金500万という感じですと、

どんな相場でも資金配分がイーブンということになります。

これはやや足の引っ張り合いという感覚が強くなるかもしれません。

ここで買い7:売り3にするためには、

成行の買い戦略Aが資金500万という感じでしたら、

売り戦略Bは資金500万でもいいのですが、逆指値戦略にするなどの工夫があるといいかもしれませんね。

逆指値を使いますと、条件にもよるのですが基本的には約定率が落ちますので、

資金500万フルには使わなくなる場合が多いと思います。

こういった「約定率」により日々の保有を調整する手法ですね〜。

上記のような考え方も1つですし、

とどのつまりはこのあたりはどの戦略をポートフォリオに入れているかといった要素によってだいぶ変わってきてしまいますため、

結論的には「日々買いと売りをどの程度の割合で保有しているか」によって調整するしかないと考えます苦笑

たとえば現時点でのトレード日記側の持ち越しは買い11:売り6となっておりますので、

おおよそは7:3に近い感じになっています。

このあたりは私自身結構日々の動きを見てポートフォリオの資金配分を調整してきた感じでして、

これは日々の動きを確認しないことには難しい話かもしれませんが汗

逆にいいますと、

「下落トレンドでは、無理に買い比重を高くする必要はない」

とも考えます(ぇ

これはたとえば2007〜2008年のような相場ですね。

今は上昇トレンドであり、現時点で機能しているポートフォリオは上昇トレンド向けとも考えられます。

そのためですが、現時点で機能しているポートフォリオが必ずしも下落トレンドで機能するとは言い切れないところはあるとは思っていたりしますね〜。

あくまで一案というだけではあるのですが、

上記のような視点での調整方法もあるとは思っていたりします笑

個人的には、下落トレンド対策としましては、

・オーバーナイトブレイクとヒノカグ【上方ブレイク】(スイングトレード版)を停止
・ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】、コキュートス(S)、売りトレーリングストップのロットを上げる
・かつ、コキュートス(S)の3パターンの全ファイルを使う

という感じで対応したいとは思っております(ぇ

なお、ヒノカグ【上方ブレイク】(スイングトレード版)のロットを増やす予定だったのですが、

これはとりやめて来週からゴッドブレス2_トレイルの運用を開始します笑

トレシズの「シストレの考え方」の記事

前々記事:ギャップアップ銘柄は避けるべき?
前の記事:売買代金も侮れません(ぇ
今の記事:トレンドによる買いと売りのバランス調整はかなり有効だと見ています。
次の記事:とるべき箇所と、捨てるべき箇所
次々記事:トレード毎勝率について語ってみます。

おすすめ記事

シグナルに完全に従うことを目指す

毎日勝ちたい、と思うのは、誰でも間違いなく最終目標だと思います笑ただ、これはあ…

狙う価格帯による勝率やバラツキの差

スキャリバ【J】をベースに、「狙う価格帯による勝率やバラツキの差」について書かせ…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る