デイトレード型戦略とスイングトレード型戦略の違い
いやー、今日は寒いですね〜。
こういう日はこたつむりになりたいところなんですが、こたつがないためコーヒーで暖をとっています。
インフルエンザが流行の兆しを見せているとのことなので、皆様もお体には気をつけてくださいね。
(こういうときには、自己裁量時代ならダイワボウやシキボウとかに行っていたものですが、やっぱり不謹慎ですよね苦笑 ただ、インフルなら紡績、冬なら製薬、といった感じで、季節に合わせたシストレが組めると非常に面白いのではないかな、とも思います。)
今日は、「デイトレード型戦略とスイングトレード型戦略の違い」について書いてみたいと思います。
この2つにつきましては、「どちらが利益が出やすい」というよりは、
「性格的にどちらが合っているか」
を重視された方がいいのではないかと個人的には考えています。
まず、以下にそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。
■デイトレード型戦略
○メリット
・何より、1日で手仕舞うため精神的な負担が軽い
・追証の心配が少ないため、スイングよりはレバレッジをかけやすい
・売買手数料など諸経費が、スイングよりは安くなる場合がある
・結果がすぐ出るという点で安心できる
×デメリット
・大引けで値がつかなかった場合、翌日に持ち越す場合もある
・大引けである程度の株数を決済しなければならないため、スリッページ(マーケットインパクト)の影響が出る
・1トレードあたりの期待値を上げづらい(そのため、数をこなす必要がある)
■スイングトレード型戦略
○メリット
・ダウの上昇など、外的要因やトレンドによる継続性の恩恵を得ることができる
・忙しい人でも運用できる戦略が多い
・1トレードあたりの期待値を上げやすい
・個人的にはこちらの方が好きです(これはあまり関係ありません(コラ
×デメリット
・オーバーナイトにより外的要因の影響を受けるため、精神的な負担はデイトレード型戦略に比べて重い
・保有銘柄の含み損を抱えた状態を受け入れなければならない
・信用取引の場合には、逆日歩の考慮が必要
双方ともに長所と短所がありますが、
日頃は暴力的なのに、なぜか映画になると男らしくなるジャイアン。
戦略にもそんな、短所と長所があるものだと思ってください笑
あとよく言われるのは、
「デイトレード型戦略はスリッページが発生する」
という点です。
これは大引けで一気に保有株を決済しなければならないためある意味しょうがないことなのですが、
気になる方は、売買対象銘柄の出来高制限を上げるといいかもしれませんね。
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