(38)夜間PTSの活用方法
日経平均のチャートが、まさに教科書通りの三角保合いの形をしているのが面白いですね〜笑
現時点で先物は上値抵抗近辺という感じですが、
個人的にもこれはトレンドフィルター開発に役立つ地合ではありますので、
動きを注視していきたいと思っています。
個人的にはどちらに抜けるのかは特に予想せず(むしろ、予想しても当たらないという表現の方が正しいでしょうか苦笑)、
あくまで相場が動いた方向についていくだけですが(ぇ
今日はユーザー様からメールをいただきましたので、
よくあるご質問と回答シリーズです。
■夜間PTSの活用方法について教えてください。
トレード日記側でも、ONBは全てSBIの現物で取引しています。
これは最初の時点では意図的に現物にしていたわけではなかったのですが、
以前ブログにも書かせていただきましたが、
SBIの信用取引口座の再開依頼をした際になぜか審査落ちとなりまして(ぇ、
半ば強制的に現物でしか取引できない状態になっている感じです苦笑
ただ強制的に選択肢が1つに絞り込まれましたため、
これはこれで個人的なSBIの用途がはっきりした、というメリットもあったような気もします笑(というより、できればそう思いたいですね苦笑)
SBIを使う理由は個人的にはやはり夜間PTSの存在が大きいわけですが、
夜間PTSのメリットを挙げますと、
・ストップ高で終わった銘柄は、夜間PTSで高くさばける場合も少なくない(もちろん、なぜか安くなっている場合も多々ありますが(ぇ
・NYダウや日経平均先物が大幅に下げていて、翌日の日経平均が明らかにGDするだろうと予測される場合には、夜間PTSでさばくことにより買い保有を減らせるためリスクヘッジできる
・空売った銘柄が暴騰して恐い場合には、同数量を夜間PTSで買うことにより損切りしたことと同じ意味になる
・ストップ安に張り付いた銘柄を買い保有している場合などに、もちろん大幅安とはなりますが、夜間PTSで損切りできる場合がある
などといった感じでしょうか。
個人的にも今日はトレード日記側で見事に負けましたため、
ONBの2日連続ストップ高銘柄を夜間PTSで半分売ってなんとかプラ転しています(コラ
全くおすすめしているというわけではなくあくまでご参考までにという感じではありますが、
たとえば買い保有が多い場合などに、「夜間にある程度は保有をさばける」という保険がありますと、
実際のところメンタル的なメリットは結構大きいのではないか?とは推測していたりしますね〜笑
私自身は現引で手数料がかかる認識でいたのですが、
今SBIで調べていたのですが、どうもSBIでは現引手数料が無料のようですね〜汗
(間違っていたらすいません汗)
そのためですが、もし信用を利用されている場合には、当日15:30までにSBIの信用新規買分を現引されておくと夜間PTSでさばけると思います。
夜間PTSでは現物のみとなりますので、現時点で信用は利用できない点にご注意ください。
あと難しいのが、
「夜間PTSでは高値がついているけど、この後もっと上がるかもしれないしその際にはもったいないな、どうしよう?」
という点でしょうか苦笑
…これは私自身も結構迷う時があります(ぇ
このあたりはシステムトレードということで、
私の場合ですとマイルールによりできるだけ「こういうときにはこうする」というルールを細かく決めていたりします。
難しいのはやはり手仕舞い時期ですが、
夜間PTSでさばく場合におきましては、私の場合ですと
「戦略の過去の含み損益の最大値」
から判断することにしています。
ここでONBを例にあげさせていただきますと、
・まずはONBをバックテスト
↓
・次に、資金500万円「単利」で最適分散投資
↓
・日次損益を表示し、「含み損益」をクリックして含み損益が大きい順に並び替える
こうしますと、ONBの場合、過去の最大の含み損益が76.8万円となっています。
500万に対してですと15.3%となります。
2位は53.7万円ですので、およそ10%です。
そのため私の場合ですと、マイルールにより、
「夜間PTSで保有金額に対して10%以上の含み益がのっている場合には、保有の半分または全部をさばいてよい」
と決めています笑
全部さばくと翌日もっと上がった時に結構ガッカリするものですが、
そういった際には意外と、保有を半分さばくだけでも気がかなり楽になりますね〜笑
以上は完全に個人的なお話ではありますが、
「各戦略の過去の大きめの含み益の値から手仕舞い時期を判断する」
という手法も、ある意味有効な場合があるかもしれません。
私の場合ですと夜間PTSと相性がいいのはストップ高張り付きが多い順張り買い戦略ではないか?とは読んでいたりするのですが、
このあたりは引き続き調べてみたいところですね〜笑
あとは、夜間PTSはやはり板が昼ほど厚くありませんため、資金が大きくなってくると使いにくくはなってくるかもしれません。
資金が小さいうちは結構便利かもしれませんね。
あとはとにかく、
「どんなときに夜間PTSを使うか?」
というルールをできるだけ詳細に決めておくのがいいかもしれないと思っております。
■イザナミ先行版で「売買ルール追加読み込み機能」が追加されましたが、複数売買ルールの作成方法は変わりますか?
これはユーザー様よりお教えいただいたのですが、
な、なんと!?
という感じでしたね〜苦笑
これはおそらくですが、先日複数売買ルールを作るシリーズは完結と書かせていただきましたが、
これを撤回しまして(ぇ、
イザナミがバージョンアップされましたらこのあたりの記事を書かせていただきたいと思います笑
おそらくは、複数売買ルールの作成方法がもっと簡単になるのではないかと読みますので、これは期待ですね〜。