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イザナミで検証できる場中の損切り方法とは?

トレシズイザナミの使い方

正直なところ、私自身は本当は一部販売戦略に場中の損切りを入れたいものがあったりします(ぇ

ただ、こうした場中の損切りは正確な検証が行えない場合が多く、

また損切りを入れるにしましても、ライブスターのIFD注文などを使わないと厳しいため、

基本的には販売戦略には場中の損切りを入れないような形にしております苦笑

これはなるべく多くの方にご利用いただけるような仕様を目指した結果のためある意味しょうがない部分もあるのですが、

中にはやはり

「場中の損切りも入れたい」

という方もいらっしゃると思いますので、今日はこのあたりについて書かせていただきたいと思います。

以下、事例別の場中の損切りの検証方法です。

■(A)○○円以上になったら成行で買いという逆指値戦略で、前日安値以下になったら損切り

これは、私自身トレード日記側で使っている手法ですが、

正直なところ正確な検証はできない手法です苦笑

といいますのも、たとえば以下のような推移の銘柄があったとします。

前日安値: 100円
当日始値: 95円
当日高値: 120円
当日安値: 92円
当日終値: 115円

そして仕掛け条件が「110円以上になったら成行で買い」、

手仕舞い条件が「100円以下になったら成行で売り」

という場合ですと、

上記例では始値が95円なので、寄付の段階ではまだ買われていません。

そして場中で高値120円をつけているため、約定しているのは確実です。

ただここで、安値が92円のため、

損切りラインである100円を下回っていた可能性もありますし、

下回っていなかった可能性もあります。

…かなり頭がこんがらがりますが苦笑

上記例ですと、損切りを入れない場合には勝てていた例ですが、

損切りを入れた場合には勝てたかどうかは不明です。

そのため、こういった例では正確な検証は無理ではないかとは考えます苦笑

■(B)翌日成行で買いという戦略で、建値−5%以下になったら損切り

これは結構正確な検証ができます。

手仕舞い条件的にいいますと、

これがもし1日オーバーナイト戦略だとしましたら、

安値が建値(−5%)より小さい(同じ含む)→(NO)翌日寄付で手仕舞いする
 ↓(YES)
当日指定値(建値(−5%))で手仕舞いする

といったニュアンスでしょうか。

(A)○○円以上になったら成行で買いという逆指値戦略で、前日安値以下になったら損切り

の方は正確な検証はできないのですが、

個人的にはかなり悪く見積もる検証方法が好きでして、

上記例ですと

「当日安値が前日安値を下回った取引は全て負け」

として検証するのが好きだったりしますね〜。

といいますのも、上記は実際には負けていない取引すらも負けとみなすような厳しい検証方法ではあるので、

上記でプラスになるロジックであれば、相当堅牢だと思うためですね〜笑

そのためですが、

「迷った時には厳しく見積もる検証方法を採用する」

というのが、個人的には結構おすすめだったりしますね〜。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

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