システムトレードブログ

逆指値を語るシリーズ(10)

トレシズスリッページ対策

皆様は週末はゆっくり過ごされましたでしょうか?

私自身は、かなりいつも通りではありますが、戦略のカスタマイズなどをしておりました笑

全てはコキュートス(L)のフォワードで苦労している点が1つの原因だったりしますが苦笑、

そろそろいろいろ戦略のカスタマイズ作業のペースを上げていきたいところですね〜。

日経の方は三角保合いの幅がどんどん狭くなってきており、

個人的にも今後の動きが非常に興味深いところですね〜。

今日はいろいろ話題のスリッページ関連のお話で、

私自身スリッページを抑える手法を日々考えてはいるのですが、まずは

・GMOクリックかカブドットコムを使う
・できるだけ早い時間に注文を済ませる
・売買代金が大きい銘柄のみに売買対象を限定する

という基本対策以外ですと、

やはり「場を監視する」以上に強い方法が見つからない感じですね〜苦笑

これはどうしても日中時間がないと無理ではありますが汗

ただ、私自身分足シストレをやっていて思いますのは、

こういった場中の動きを監視する必要がある手法というのは、

もちろん仕掛けのみでなく、手仕舞いも考慮しなければならないため結構忙しいです苦笑

ただ一方、普通のシストレ戦略では手仕舞いは翌日なので、

「場中では仕掛けタイミングだけに集中しておけばいい」

という感じで、作業量が半分に減るのはメリットですね〜。

私がもし逆指値戦略を逆指値を使わないでスリッページを極力抑えることを目指す場合には、以下のような手順になるかもしれません。

(1)まずは、監視対象を絞り込みます。といいますのも、シグナルが多い場合には全ての動きを追うのは厳しいためですね〜苦笑

私の場合ですと、シグナルを監視するのは「高値圏ブレイクアウト」の買い戦略のみに限定します。といいますのも、スリッページが大きくなりやすいのはやはり高値圏の場合が多いためですね〜。

逆に、安値圏や中間圏ブレイクアウトの買い戦略は、高値圏に比べますとスリッページが小さい場合が多いので、監視対象から除外する感じですね〜
 ↓
(2)また、個人的な経験上スリッページが小さいと思われる銘柄も除外します。これはたとえばですが、熊谷組やアイフルなど、大型株系の板が厚い銘柄は比較的滑りにくいためですね。

滑る大半は小型株で、東証一部銘柄でもCVSベイエリアやネクストのような素軽い小型株、そして新興は全部監視対象です。

これらの銘柄を、HYPER SBIのポートフォリオに登録しておきます。
また、逆指値の買いラインもメモを取っておきます。
 ↓
(3)寄り前の時点では、高寄りしそうな気配の銘柄をチェックしておきます。逆に安寄りしそうな銘柄は監視する必要がない感じですね〜。ブレイクアウト系の買い戦略の場合ですと、基本は値上がりしている銘柄しか監視する必要がありません。
 ↓
(4)寄付後は、まずはポートフォリオを値上がり率順に並べ替えまして、特買いとなっている銘柄、もしくは逆指値の買いラインに近い銘柄をチェックしていきます。

特買いとなっており、逆指値のラインよりも上で寄り付きそうだったら、この銘柄に成行の買いを入れます。そしてこの銘柄はもう監視する必要がないので、ポートフォリオから除外します。
 ↓
(5)ここまで来ると、監視銘柄は結構減っている場合が多いと思います。もちろん地合や戦略数にもよりますが、私のトレード日記側の戦略的に考えますと、8銘柄以内といったイメージでしょうか。これぐらいの数ですと監視はできます笑

あとはポートフォリオを値上がり率順に並べまして、値上がりしている銘柄の中で、逆指値のラインに近い銘柄を監視していきます。普段の監視は、HYPER SBIでタイル表示(分足のチャートが小さく表示される機能)を使って全銘柄を一覧表示しておく感じかもしれません。

そして、上がってきたなと思われる銘柄で、逆指値のラインが近づいてきた銘柄がありましたら、もう一台のモニタにその銘柄の板を表示させます。

あとはとにかく、板が食われそうになったら仕掛けるということに集中する感じでしょうか苦笑 仕掛けが終わったら、該当銘柄を監視対象から除外します。

こういう感じだとは思いますが、

…相当忙しい手法ですね〜苦笑

とはいいつつも、うまくやればスリッページは大幅に減らせるとは思う手法でもあります。

上記は全くおすすめしているわけではないですが、

あくまでご参考までに、という感じです笑

トレシズの「スリッページ対策」の記事

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