決算銘柄の持ち越しについて
「シグナル銘柄がちょうど決算日で、引け後に好決算が出て翌日暴騰した」
「シグナル銘柄がちょうど決算日で、引け後に下方修正が出て翌日暴落した」
こういった経験をお持ちの方も少なくないかもしれません。
…なお、私の場合ですと山のようにあります(ぇ
株の書籍などには
「決算日をまたいでの持ち越しはするな」
と書かれている場合も多く、決算日をまたいでの持ち越しはギャンブル的な扱いになっているというのが恒例ではありますが、
私自身がこのへんをどう考えているのかを書かせていただきたいと思います笑
結論から書かせていただきますと、私の場合は
「買い売りを問わず、決算日をまたいでの持ち越しは普通にする」
という感じです(ぇ
…ただ、あくまで私の個人的なスタイルというだけ、とお考えいただければ幸いですが苦笑
理由はいくつかあるのですが、
(1)決算日を調べるのが手間なため、簡略化したいため(コラ
(2)システムトレードでは、こういった決算銘柄の持ち越しも検証結果に含まれているため
(3)決算銘柄の持ち越しの影響が悪い方に出ることもあるが、良い方向に出ることもあるため
などといった感じでしょうか。
まず何よりも、決算日を毎日チェックするというのはなかなか大変です苦笑
また、銘柄によっては決算日が○日頃といった感じで決まっていない場合もあり、
全てに対応するのは不可能ではないか、とも推測されます。
私の場合ですとやはり運用戦略が多いので苦笑、
このあたりは無視しまして、あるがままを受け入れるという放置プレイです(コラ
とはいいつつも、
もし「決算銘柄の持ち越しは避けたい」という方の場合には、
IFISなどで決算発表スケジュールをチェックし、
決算発表予定日のシグナル銘柄があったらイザナミの最適分散投資ファイルの仕掛け禁止銘柄設定で除外したり、
また決算発表予定日の保有銘柄があったら引け前に成行で手仕舞い、
といったマイルール構築も一案かもしれませんね〜。
http://kabuyoho.ifis.co.jp/
私の場合ですと手法を統一するのが好きでして、
気分で決算銘柄の持ち越しをするかどうかを決めるよりは、
「決算銘柄の持ち越しは避けると決めたら、常にそのスタイルを通す」
といった感じの方が好きだったりします笑
2番目の「システムトレードでは、こういった決算銘柄の持ち越しも検証結果に含まれているため」という点につきましては、
やはり過去の株価データにはもちろん決算も織り込まれていると考えられるため、
一時的にはもちろん個別銘柄の影響は大きいですが、
長い目でみれば平均化されていくのではないか?という考え方ですね〜。
このあたりは3番目の「決算銘柄の持ち越しの影響が悪い方に出ることもあるが、良い方向に出ることもあるため」とも似たお話ではありますが、
システムトレードの検証ではやはり期待値という考え方がベースになっており、
「その戦略は決算銘柄の結果を織り込んだ上でその成績・期待値になっている」
とも考えられますので、
私の場合ですと、淡々とシグナルに従ってコツコツ期待値を積んでいく、
という考え方が好きだったりしますね〜。
…もちろん、買いの上場廃止や、売りのTOBやMBOなどは正直かなり嫌ですが(コラ
個別銘柄単位ですとやはりどういう動きをするかは分からなく、
最悪な事例としてはやはり上場廃止というものがありますので苦笑、
個人的なスタイルとしてはやはり
「1銘柄投入額を、1銘柄単位で極端な動きをしてもなるべく耐えられるようなレベルに調整する」
という感じだったりします。
なお余談ですが、
トレード日記側ではONB(オーバーナイトブレイク)という戦略を運用しておりますが、
この戦略は1銘柄投入額20万に対しまして、1銘柄あたり6〜10万負ける場合が多発するという激荒戦略だったりします苦笑
…30〜50%は平気で動く感じですね汗
もちろん荒い戦略だからこそ1銘柄投入額を20万近辺に抑えているわけですが、
通常戦略でもし決算で悪材料が出たとしましても、
正直なところONBで日々食らう額とあまり変わりません苦笑
そのため普段から荒い戦略を使っていますと、こういった決算の持ち越しなどにも免疫が多少はできるのかもしれない、
とは考えていたりします(ぇ
…とはいえ、まったくおすすめはできませんが苦笑
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