ブレイクアウト系買い戦略で結果が出ない際に考えること
…テーマ的に、今の自分のポートフォリオに言い聞かせるような内容ですが苦笑
10月も難しかったですが、
11月も今のところはなかなか難しい地合だと思っています。
今日あたりの日経平均を見ますと、
ついに15,000円を完全に突破する陽線をつけているため、
「買いなら勝って当たり前!」
と思われるような地合かもしれません。
ただ実際のところは、
私のトレード日記側のポートフォリオでもそうですし、
結構多くのシステムトレーダーの方のブログを拝見してもそうなのですが、
ここ数日という観点ですと、
どちらかといいますと苦戦している方が多いように見受けられます。
このあたりの原因を個人的に分析してみますと、やはり
「新興の指数がたいした上がっていない点」
に起因するお話ではないかと思っていますね〜。
シストレではやはりボラティリティ(変動幅)が大きい銘柄にシグナルが出やすいので、
基本は小型株か新興株のシグナルがメインとなる場合が多くなります。
日経平均が+300円超!などと上昇しても成績がついてこないのは、
「その地合は大型株に資金が流入している地合である」
と考えられます。
…実際のところ、ここ最近の私のポートフォリオも、日経平均とかなり逆行しています苦笑
結論的にはやはり日経平均の値が重要なのではなく、
「小型株や新興株に資金が流入しているかどうか?」
「値上がり率ランキング50位近辺の銘柄が+10%を超える程度には暴騰銘柄が多いかどうか?」
あたりが明暗を分けると思っていますね〜。
ただ一方、TOPIXも上がってはいますので、
東証一部銘柄へのシグナルが多い個人用のゴッドブレス2は復調気配となっているようです。
そのためこういった地合では東証一部のシグナルが多い戦略を使うというのも手ではありますが、
個人的な考えとしましては、
「日経平均が上がり続ければ、出遅れ補正ということでいずれ新興の指数も追いついてくる」
とは考えていたりしますね〜(ぇ
実際のところ、
・大型株のみに資金が流入する地合
・新興や小型株のみに資金が流入する地合
・低位株のみに資金が流入する地合
といった感じで、時期ごとに本当にテーマが異なる場合が多いですので、
もし今成績が伴っていないのであれば、
「それは今は大型株のターンだから」
と考えるのが無難ではないか、とは思っております苦笑
2013年初頭の上昇トレンド相場を見ましても、
2013年1月はどちらかといいますと東証一部メインだったでしょうか。
そして2013年2月に新興の比較的大きな押しがあった後、
その後は一気に新興の指数が値を上げており、このあたりは新興のターンだったと思われます。
このように、実際結構時期が異なるものだとは思っていたりしますね〜。
そのためですが、私自身は日経平均という指標そのものは極端には信用しておらず、
日経平均よりはマザーズ指数を重視するタイプだったりします笑
とは言いつつも、日経が上がり続ければいずれは新興の指数も追随していくのではないか、とは考えられますので、
個人的にはやはり、
期待しすぎずにリスクを抑えつつマイペースに、
というのが基本的なスタイルだったりします苦笑
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