システムトレードブログ

販売戦略をカスタマイズするのは恐いものなのか?

トレシズ株システムトレードについて

さて、相場再開ですね〜。

ここ最近は地合が本当に良くなってきましたね、

ついに日経16,000円台なるか?と個人的にも楽しみにしております笑

今日は、これもよくいただくご質問なのですが、

「販売戦略をカスタマイズするのは恐いものなのか?」

というテーマで書かせていただきたいと思います。

このご質問の意味はどういうことかといいますと、

(1)シンプルに、カスタマイズにかける時間がなかったり、そもそもカスタマイズ方法がよく分からない
(2)販売戦略はすでに完成されたもののため、いじると逆に成績が悪化するのではないか?
(3)また、カスタマイズした際に、戦略の元々のコンセプトからずれてしまうのが恐い
(4)カスタマイズしても、たいてい通算利益率等が悪化する

といった感じで、人によってさまざまなパターンがあると思っております苦笑

まず、(1)のカスタマイズ方法などにつきましてはやはりシストレやイザナミにある程度は慣れた方でないと難しいとは思いますので、

こちらにつきましては、過去ブログを一通りご覧いただいた上で、

ご不明点が出てきましたらお気軽にお問い合わせください笑

また、シストレを開始していきなり全てを使いこなそうとする方が無理があるお話だと思っております苦笑

このあたりは焦らずじっくりといいますか、じょじょに学ばれていくというのが無難ではないか?とは考えております汗

そして、以下はそれ以外の点についてです。

(2)の販売戦略は完成されたものであるか?という点ですが、

個人的には、「必ずしも完全に完成されたものではない」と考えております(ぇ

といいますのも、

販売戦略そのままよりもフォワードが良くなるカスタマイズ方法がたいていあるためですね〜。

ただ、そのカスタマイズ方法は誰にも分かりません苦笑

もちろん私にも分かりませんし、

…そもそもそんなカスタマイズ方法が分かっていましたら、

私自身初めからその設定にしたいところです笑

これはやはり未来の結果は誰にも分からないためでして、

ただ1つ言えることとしましては、

「販売戦略の標準設定がベストとは限らない」

この点をまずは念頭に置かれる必要があると思っています。

(3)の「戦略のコンセプト」というのは非常に難しいところです汗

これはもちろんカスタマイズ方法や、変更箇所の多さにもよって変わってきますので、

一概に言えるお話ではないかもしれませんね〜。

個人的な考えとしましては、

「その戦略は元々は下落トレンドでは買いシグナルを出さない戦略であったが、その条件を削除し、下落トレンドでも買いシグナルを出すようにした」

といった感じの場合は結構コンセプトを度外視したカスタマイズ方法になると思います。

一方、

「移動平均乖離率(終値)(25日)が−20%以下で買いを仕掛ける」
 ↓
「移動平均乖離率(終値)(25日)が−25%以下で買いを仕掛ける」

といった感じで、パラメータだけを変えるのは、

さほど大きな影響がないと思っています(ぇ

パラメータを変更すると多くの場合、取引回数が減って期待値が増えたり、その逆であったりと、

過去の検証上のトータルでは

「取引回数×期待値」

はあまり変わらない場合が多いんですよね苦笑

そのためですが、もちろん絶対正しいというわけでもないですが、

パラメータの値を多少変えることは、そこまで恐れる必要があるものでもないのではないか?

とは考えております。

…もちろん、100を−100に変更するといった、真逆のカスタマイズは影響大ですが苦笑

(4)は、何かしらカスタマイズをした際に、多くの場合通算利益率が落ちてしまうという事例ですね〜。

これはもちろん、販売戦略はある程度は最適化されたものですし、

元々私の場合でも1戦略を開発する際に相当な回数のバックテストをしておりますので、

それを越えるには結構なバックテスト回数が求められる場合が多いと考えられます苦笑

ただこれは時々書かせていただいているのですが、

「個人的には逆に、過去の通算利益率を落とすカスタマイズが有効ではないか?」

と考えております(ぇ

これは具体的には、仕掛け条件の1つを削除したり、

もしくは最適分散投資ファイルの優先順を変えたりする感じですね〜。

上記のような、条件を緩くするカスタマイズ方法は、

「過剰最適化の可能性をより一層減らせる」

という点に優位性があると思っています。

また、個人的な経験上でも、

従来は通算1300%の戦略を使っていた際に、逆に通算1100%に落とすカスタマイズをした途端成績が圧倒的に良くなった、という経験も多々あります苦笑

もちろんどういう手法がベストなのかはもちろん私にも分かりません苦笑

ただ、過去の通算利益率を落とすということは、必ずしも悪いことばかりではない、とは考えていたりしますね〜。

といった感じで、

これは正直なところ非常に難しいお話で、

私自身明確な回答をお出しすることができません(コラ

とは言いつつも、個人的に重視しておりますのはやはり、

「フォワードで結果が出るかどうか?」
「もしくは、フォワードでの動きに自分が納得できるかどうか?」

といった点です笑

やはり自分が納得できないことには継続は困難だと思いますし、

ラクス=クラインの名言ではないですが、

「まず決める。そしてやり通す。それが何かを成す時の唯一の方法」

私の場合、全てはここに行き着きます笑

…今回の記事は単純に最後のセリフに結び付けたかっただけかもしれませんが(コラ

トレシズの「株システムトレードについて」の記事

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