単利の出金テクニック
最近の私の場合ですと、
「利益分を常に再投資する多元複利運用」
と採用しておりますので、
通常は証券会社から一切出金はできません苦笑
といいますのも、
組み方にもよるのですが、
基本は複利ですと翌日利益分も合わせた分量のシグナルが出る形となりますので、
もし出金して総資金を減らしてしまいますと、
それはレバレッジがかかるのと同じような意味になるためですね〜苦笑
この「出金をしない」という点は非常に難しいところですが結構メリットもありまして、
個人的に考えますのは、
「証券会社に入れているお金は、お金という感覚が徐々に薄れていく点」
がデメリットでもあり、メリットでもあると考えます(ぇ
といいますのも、
たとえば株の含み益というものは、その銘柄を手仕舞って利益を確定させないことには意味のない要素でもありますし、
これと同じことが証券会社口座に入っている資金にも言えるのではないか、と考えているためですね〜。
証券会社の口座残高というものは、やはり株取引を繰り返していますと日々増減があります。
そして、その口座残高は、
出金して確定させないことには何と言いますか、個別銘柄の含み益のようなイメージになってきます苦笑
といいますと悪いイメージばかりになってしまうかもしれませんが、
この点は個人的には実はメリットも大きいと考えておりまして、
システムトレードでは基本機械的な運用が求められるものだと思っております。
機械的な運用を行うためにはやはり、
「お金をお金と見ない感覚が求められるのではないか?」
とは考えていたりしますね〜。
といいますのも、
たとえばその証券会社にあるお金が、思いっきり生活がかかったものであれば、
もし大DDが発生した際には精神的にも大打撃を受けるでしょうし、
また、シグナル通りに運用することは困難になる、と考えられるためです苦笑
そういった意味では、
証券会社口座の資金から一切出金しないという手法は、
長期的に見ると「お金の感覚を薄れさせていく効果がある」とも考えられ、
これは必ずしも悪いことではないと考えております笑
とは言いつつも、
やはり株に割り当てる資金といいますのは、
たとえば銀行に貯金している資金などと比べますと変動幅が大きく、また不確かな要素も多いため、
まず間違いなくリスク資産とは呼べます。
自分の総資産を全てリスク資産に割り当てるというのは、名前の通りやはりリスクが大きいですし、
このあたりもリスクヘッジといいますか、
シストレに割り当てる資金も、総資産の○%など、上限を設けるのが理想的だとは考えております苦笑
若干話が反れましたが(コラ、
複利の場合ですと、証券会社口座から出金するというのは結構難しい場合が多いのですが、
単利の場合ですと、証券会社口座から出金する手法はメンタル的に効果があると思っております(ぇ
たとえば、総資金1000万で、全戦略をレバレッジ1倍で単利運用していたとします。
そして、200万の利益が出て、総資金が1200万になっていたとします。
こういった場合、個人的には
「その200万は、単利の場合だったら証券会社口座から出金してもいいのではないだろうか?」
と考えます(ぇ
といいますのも、
上記の単利の例ですと、常に必要資金は1000万です。
そのため上記200万というのは必ずしも必要な資金ではなく、また
・余剰資金があるとついつい気が大きくなって裁量をやってしまう懸念がある
・利益を確定させないことには、儲かったという実感が沸かない
・また、DDにより1200万から減少してしまった場合には、損したという気持ちが大きくなる
などの点も考えられますので、
それだったら利益分を出金しておき、
たとえばですが通帳にその分がしっかりと記録されていますと、
「シストレで利益が出た」
という点を強く実感することができ、
シストレの継続のしやすさという観点ですと、結構メリットがある手法ではないか、
とは考えていたりしますね〜笑
いずれにしても、
個人的には証券会社に入っている資金といいますのはリスク資産と考えます。
そのためですが、やはり
「シストレに割り当てる資金は余剰資金であることが必須であり、生活がかかった資金であってはならない」
と、個人的には考えております苦笑
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