システムトレードブログ

個人的な、小さい資金でのシストレ運用方法

トレシズ運用方法

前回、大きな資金でのシストレ運用方法を書かせていただきましたので、

今回は個人的な小さな資金でのシストレ運用方法を書かせていただきたいと思います。

■個人的な、大きい資金でのシストレ運用方法
https://www.torezista.com/blog/blog_1183/

どの程度を小さな資金と言うかはかなり個人差があるところだとは思いますが苦笑、

株の単元価格などを考慮しますと50〜150万ぐらいを指す場合が多いかもしれません。

そして、この小さい資金での運用といいますのは、

…実際なかなか難しいです汗

といいますのもやはり、

銘柄分散があまり効かないため集中投資型になってしまうのが避けられないため、

「高資金に比べて収支が荒い」

という点の影響が大きいかもしれませんね〜。

このあたりは過去のブログでも何度か書かせていただいておりますが、

開発者視点でも、

500万ファイルを作るのに比べますと、

50万ファイルを作成する方が10倍は難しいという点から、荒さがはっきりと分かる感じです苦笑

個人的にはやはり「全戦略合わせて20〜50銘柄分散」といった銘柄分散数が好きでして、

なぜここまで銘柄分散数を増やすのかといいますと、

「集中投資型に比べて日々の損益が安定しやすいため」

という理由が大きくなっています。

上記のように、

あくまで個人的な好みではありますが、

「1戦略単位ではなく、全戦略でトータル的な銘柄分散数を決める」

というのが私のスタイルなのかもしれません笑

そういった中、総資金50〜150万ですと、

何戦略使うかにもよりますが、基本はどうやっても20銘柄分散などは無理ですので苦笑、

私の場合ですとやはりある程度は集中投資型にし、

そして毎月の余剰資金などを証券会社の口座に積んでいく、

「若いうちは(資金を)補給しましょう(以前の株システムトレード情報局の名言です笑)」

というスタイルが好きだったりしますね〜笑

個人的な経験上では、500万を超えてきたあたりから収支が安定しやすくなるような気もしております。

とは言いつつも、

ここ最近は例の東証の100株・1000株統一方針により株式分割が盛んで、

単元価格そのものの平均が下がっており、

低資金でも以前よりは買える銘柄がだいぶ増えてきました。

そのため、もしかしたらですが総資金150万でも8銘柄分散ぐらいまでは行けるのかもしれないですね〜。

今年は東証大証統合が大きいニュースとはなりましたが、

地味に、この「単元価格平均の低下」というのも結構大きい話だと思っております笑

トレシズ戦略そのままなど、普通の戦略にはそこまで極端な影響はないお話だと考えますが、

1銘柄投入額を下げて銘柄分散数を増やすようなカスタマイズをした際には、

それなりに影響があるお話ではないかと思いますね〜。

とはいえ個人的には単元価格平均の低下はメリットの方がだいぶ多いとは思っておりまして、

総資金150万で10銘柄分散として検証した場合(1銘柄投入額15万)、

2000〜2012年よりは、

2013年以降の方が検証上の平均年利が向上する可能性が高いと思います。

これはやはり、

「低資金で買える銘柄が増える=日々のシグナル数が増える」

ためですね〜。

なお余談ですが、トレード日記側で運用しておりますONBも、

この単元価格平均の低下により多少運用しやすくなりました笑

これはやはり、5万など細かい単位で買える銘柄が増えたので、

各銘柄への投入額を比較的均一にしやすくなったためだと思っておりまして、

これは個人的にも歓迎材料だと思っていますね〜。

トレシズの「運用方法」の記事

前々記事:個人的な、大きい資金でのシストレ運用方法
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