逆指値を語るシリーズ(13)
日経平均は12月に一段上がりましたが、
またしても三角保合い風な動きになっていますね〜。
なかなかいやらしい動きをしている、そんな印象を受ける相場ではありますが、
スッキリ方向性が出てきてほしいものです苦笑
今日は引き続き、逆指値を語るシリーズです。
逆指値の優れている点の1つに、
「自動的にポジション量の調節が行われやすい」
という点があると思っています。
これはどういうことかといいますと、
たとえば総資金500万の逆指値買い戦略があったとしまして、
翌日500万円分のシグナルが出たとしましても、
全て約定する場合というのは稀でして、
たとえば200万円分の約定となり、
残りの300万円はキャッシュで残しているような形になったりすることが多いものです。
300万を寝かせていることになり、
「資金効率的にどうなの?」
といった疑問が沸かれるかもしれません。
このあたりはやはり人によって株に回している資金の位置付けや、
また総資産などによって変わってくる要素だと思いますので一概に言えないのですが、
私自身は
「スイングは総資金の50%以下」
と決めておりますので、
上記の逆指値買い戦略のように、
自動的に約定が50%以下になるというのは結構便利なわけですね〜笑
組み方にもよるのですが、
たとえば総資金全てを投入する成行戦略の場合、
常時500万分の銘柄を保有することになり、
キャッシュ分というのはそんなにない形となります。
これが間違っているというわけでもないのですが、
200万分の銘柄を保有している場合と、500万分の銘柄を保有している場合とで日々の損益を比べますと、
間違いなく500万分の銘柄を保有している場合の方が変動幅が大きくなります。
500万の方が資金効率的な視点ですといいと思いますが、
たとえば翌日暴落が来たらえらいことになるのがイメージできます苦笑
私自身はどちらかというと常に総資金を投入するのは避けたいタイプですので、
最低50%以上はキャッシュとしてとっておく、
というスタイルが好み、というだけの話かもしれませんね〜。
上記のような感じで、
資金効率という面だけみますと落ちるかもしれませんが、
ただリスク管理面では優位性があるのが逆指値戦略だと思っています笑
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