システムトレードブログ

各仕掛け方法の特性

そういえば先ほど、牛すき鍋膳にチャレンジしてきました(ぇ

普通に美味しかったですね、寒い季節にピッタリです笑

まわりの人もみんな「牛すき鍋膳!」「牛すき鍋膳!」「頭の大盛りダクダク(?)」「牛すき鍋膳!」という感じだったので、

吉野家の業績回復っていうのは伊達ではないな、と実感しましたね〜。

これで個人的にNISAで買う銘柄は、吉野家HDに決まりました。

…もちろん冗談です(コラ

ただ、2月末、8月末の半期毎に10枚の300円サービス券がもらえるという株主優待はちょっと魅力ですよね笑

…最初からだいぶ脱線してしまいましたが(コラ

今日は、「各戦略の仕掛け方法の特性を理解する」というテーマで書かせていただきたいと思います。

逆指値、成行、指値、寄指、指値不成など、

戦略によっていろいろな仕掛け方法があると思います。

「この中でどれが一番優れているんだろう?」

という疑問が沸かれる方も少なくないかもしれません。

ここで私の場合ですと、実は

「どれが一番優れているというわけではなく、必要に応じて各仕掛け方法が取り入れられた戦略を使うべきではないか?」

と考えています(ぇ

一番分かりやすい例ですと、たとえば全ての戦略を成行戦略にした場合、

ほぼ全てのシグナルが寄りで約定しますので、

寄り天相場で半ば全滅するなど、非常に荒い形になってしまいます苦笑

全ての戦略が成行戦略ですと、

要するにリスクが寄りに集中してしまうわけですね〜。

一日単位での時間分散がまったくできない形となってしまいます。

もちろんこれが間違っているというわけでもないのですが、

個人的にはリスクを分散したいタイプでして、

一日単位での時間分散を強化したいと考えておりますので、

仕掛け方法もいろいろとりいれていきたい、と考えております。

時間分散面から考えました各仕掛け方法の特徴を以下にまとめてみます。
(※注:あくまで下記は一例であり、また個人的な主観が入っております点をご了承ください汗)

■成行
・大半のシグナルが寄りで約定するため、寄り以降の影響が大きい
・約定率の高さはダントツなので、資金効率面ではトップ
・資金効率が高い分、リスクも比例して大きくなると考えられる

■指値
・基本的には寄りまたは場中に約定する
・指値にもよるが約定率は基本的に低め、ただ約定値を指定できるのがメリット
・暴落銘柄のオーバーシュート時のリバウンドを狙うのに適している

■寄指
・寄りで約定するが、寄りで約定しなかった場合には注文が失効する
・指値にもよるが約定率は基本的に低め、ただ約定値を指定できるのがメリット
・特に、安寄りして始まった銘柄のリバウンドを狙うのに適している
・実は成行の代用品としても使える便利な注文方法(ぇ

■不成
・場中または引けで約定する
・約定率の高さは成行に次ぐレベルなので、資金効率もいい
・資金効率が高い分、リスクも比例して大きくなると考えられる
・当日の暴落銘柄など、安値を狙える点がメリット
※注:トレシズ戦略には今のところ不成戦略はありません。

■逆指値
・基本的には寄りまたは場中に約定する
・指値にもよるが約定率は基本的に低め
・基本安値を狙う指値や寄指とは逆に、当日上がっている銘柄など、トレンドに応じた仕掛け方ができる点がメリット
・最大の敵は…スリッページ苦笑

こうして見てみますと、本当にどれも一長一短ありますね〜。

それぞれを比較しましても、どれが一番優れている、といったものではないことがよく分かります苦笑

ただあえていいますと、

個人的にはやはり、

「逆指値」VS「成行・指値・寄指・不成」

といった感じで、逆指値はちょっと特性が違うのではないか、とは考えております。

といいますのも、当日の値動きを考慮して仕掛けられるのは、

やはり一番は逆指値のためですね〜。

逆にいいますと、

逆指値戦略は、「成行・指値・寄指・不成」戦略と相性がいいとも思っております。

たとえば指値・寄指などで安値を狙う買い戦略の場合、

当日上がっている銘柄を狙う逆指値戦略とは相反する形になりますため、

両戦略の特性は全く異なってきますし、

また資産曲線の形も変わってくると考えられます。

私の場合ですとやはりといいますか、

「同じような戦略を同時に運用してDDが相乗効果で大きくなってしまうのを避けたいタイプ」

ですので苦笑、

上記のように、時間分散面を考慮した上でポートフォリオにいろいろな仕掛け方法の戦略を導入していくのが好きですね〜。

…とは言いつつも、トレード日記側ポートフォリオは全て逆指値戦略で構成されていますが(コラ

これは単に、現在は個人的に「全ての戦略を逆指値で運用したらどうなるか?」というテストをしているだけ、とお考えください苦笑

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:期待値はどの程度にするべきか?
前の記事:優先順の決め方
今の記事:各仕掛け方法の特性
次の記事:個人的な最近のフォワードテスト方法
次々記事:売買代金制限を下げるとどうなるか?

おすすめ記事

株シストレでは売買対象銘柄を絞り込むのも有効?

たとえば著名裁量トレーダーの方の場合、監視対象銘柄を100~500銘柄に絞り込んでい…

期待値はどの程度にするべきか?

シストレ戦略の能力は基本は「総取引回数×1トレードあたりの期待値」で表現される場…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る