システムトレードブログ

NISAに挑戦(6) 戦略を組んでいく

トレシズ開発方法

ひとまず無謀な記事、NISAに挑戦シリーズの続編です苦笑

NISAは一応始まってはいるものの、正直個人的にはどうしたものかという感じではあるのですが(ぇ

とはいえ先は長いですので、じっくり対策を講じてからのぞみたいと思います笑

前回の記事で長期投資にはクレイモアが有効?といった結論が出ましたので、

今日は軽くカスタマイズにチャレンジしてみます。

■日経平均が25日線上にいる場合のみクレイモアのシグナルに仕掛ける場合

総取引回数: 11547回
勝率: 44.01%
期待値: −1.27%

■日経平均が25日線下にいる場合のみクレイモアのシグナルに仕掛ける場合

総取引回数: 32812回
勝率: 49.03%
期待値: 2.86%

まずは大枠で、日経平均が25日線上にいる場合に仕掛けた方がいいのか、下にいる場合に仕掛けた方がいいのかを検証してみました。

結論的にはあっさりと、「日経平均が25日線下にいる場合に仕掛けた方がいい」という結論が出ました苦笑

こういったカスタマイズの際には、

私の場合ですとまずは個別銘柄の動向よりも、相場の動向による動きを調べていく場合が多いです。

といいますのも、

個別銘柄の動きは、結局は相場の動きに流される場合が多いためですね〜苦笑

相場の動きを無視して勝つことはできないと考えておりますので、

まずは「その戦略はどういうトレンドに向いているのか?」といった部分を探る場合が多いです。

次に、日経平均がだいぶ押した際にのみ仕掛けた際の検証です。

■日経平均の移動平均乖離率(終値)(25日)が−5%以下の場合のみクレイモアのシグナルに仕掛ける場合

総取引回数: 11072回
勝率: 47.17%
期待値: 0.94%

…逆に期待値が落ちています苦笑

つまり、明らかに押しすぎている時は逆にまずいという感じでしょうか。

■日経平均の移動平均乖離率(終値)(25日)が−5%以上の場合のみクレイモアのシグナルに仕掛ける場合

総取引回数: 33287回
勝率: 47.91%
期待値: 2.07%

逆にあまり押していない時はどうだ?と試しましたが、

…これもダメでしたね苦笑

つまり、この仕掛け条件は、この戦略には向いていないということです。

相場に応じた検証はもうちょっとやってみますが、

私の場合ですと、その戦略の各相場における動きが大体つかめた時点で、

あとは個別銘柄の仕掛け条件を決めていく、といった感じにする場合が多いです。

とにもかくにも、

こういった長期投資の検証をしますと、たいてい厳しいのが2007年です。

といいますのも、翌年にあの2008年の相場があるためですね〜苦笑

2007年に買って1年以上持ち越せば、必ず暴落に巻き込まれるので、

これは防ぎようがあるのか?

といった印象を感じておりますが苦笑

現時点では、これはやはり時間分散で対応するしかないのではないかとは読んでおりますが、

このあたりもじっくり検証してみたいですね〜。

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