損切りを入れた場合の有効性を語る
私の場合ですと、各個人戦略で逆指値の損切りを入れているわけですが、
私自身はこの損切りの有効性を非常に感じておりまして、
今日はこのあたりについて書かせていただきます。
まず、トレード日記側の各個人戦略において入れている損切りは以下の通りです。
・買い戦略
ヒノカグ【上方ブレイク】: 前日安値以下になったら損切り
ヒノカグ【リフレクト】: 前日安値以下になったら損切り
ヒノカグ【ブースター】: 前日安値以下になったら損切り
コキュートス(L): 前日終値−10%〜−15%以下になったら損切り
オーバーナイトブレイク: 前日安値以下になったら損切り
ゴッドブレス2:: 前日安値以下になったら損切り・理論上の建値−5%以下で引けそうだったら引けで損切り
・売り戦略
ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】: 前日高値以上になったら損切り
コキュートス(S): 建値+5%以上になったら損切り・理論上の建値+0%以上で引けそうだったら引けで損切り
コキュートス_トレイル(S): 前日高値以上になったら損切り
いつも書かせていただいておりますが、
私自身は含み損というものが非常に苦手なので、
たとえば仕掛け初日に−5万といった含み損になった銘柄は、
損失を確定してでも、保有から消したいタイプです苦笑
…もちろん引成が空振る場合もしょっちゅうですが汗
そして、買いの場合ですと損切りのラインにとにかく
「前日安値」
を使います。
この「安値」「高値」というのは私自身非常に信頼度が高い指標だと思っておりまして、
もしユーザー様より、
「最も信頼しているテクニカル指標はどれですか?」
と聞かれた場合には、
今ですと迷わず「安値」「高値」と答えさせていただくことになると思います笑
…テクニカル指標と呼べるものなのかどうかは謎ですが(ぇ
たとえば買い戦略の場合ですと、
ダブルボトムといった有名なチャートもありますとおり、
前日安値はいわば、
「そこを割り込んだらさらに安値があるということ」
「逆に割り込まなかったら、直近の安値を確認したということになり、上がりやすくなる」
といったものかもしれません。
もちろん、絶対にそうなるわけではなく、あくまで一般論ですが苦笑
こういった意味でも、
「仕掛け初日に、前日安値を下回ったら損切り」
としますのは、理にかなってると思いますね〜。
上記は逆指値の買い戦略でよく使う手法ですが、
たとえば成行の買い戦略などの場合ですと、
前日安値以下で仕掛ける場合も出てきます。
この際に「仕掛け初日に、前日安値を下回ったら損切り」という設定を入れてしまいますと、
仕掛けた瞬間に手仕舞いも行われてしまうという意味不明な挙動になってしまいますので汗、
こういった戦略の場合には前日安値は使わず、
「建値−10%以下になったら損切り」
といった設定に変える場合が多いかもしれませんね〜。
同様に、売り戦略では、
「仕掛け初日に、前日高値を上回ったら損切り」
「仕掛け初日に、建値+5%を上回ったら損切り」
といった設定を入れています。
基本は前日高値の方を使い、
前日高値より上で仕掛ける可能性がある売り戦略の場合や、
もしくはチャート上方で仕掛ける売り戦略の場合には建値+5%を使う感じですね〜。
個人的には、この売りの損切りも非常に重要だと考えておりまして、
何よりも、
「仕掛け初日にストップ高に張り付くのを避けやすい」
「また、細かい負けは増えるものの、1トレード単位での大損は減らせる」
といった部分が大きいかもしれませんね〜。
多くの場合、損切りを入れたとしても、
イザナミの検証上では大差がないか、もしくはパフォーマンスが落ちる場合が多いのですが、
それでも上記のようなメリットがありますため、
「パフォーマンスが若干落ちたとしても、精神的なプラス材料は多い」
ということで、私は損切りを採用しております笑
逆指値の買い戦略において、当日に前日安値以下に到達して損切りされる確率としましては、
私自身上方ブレイクやゴッドブレス2で試している限りでは、
おおよそ10%近辺の数字のような気がします。
逆に、下方ショートのような逆指値の売り戦略は、
前日高値を超える確率はおおよそ20%近辺の数字のような気がしますね〜。
ただこれはもちろん上昇トレンドの数字だと考えられまして、
下落トレンドは上記が逆になると予想しています。
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