システムトレードブログ

個人的な売りの使い方

トレシズ投資手法

■相変わらず
http://moeller.publog.jp/archives/2816895.html

saku様のブログで、ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】が優しい戦略という評価をいただき、大変ありがたく思っております笑

個人的には基本この戦略はデイトレードで使っているわけですが、

実際アベノミクスの上昇相場を負けずに耐えきっており、

また一日単位での最大負け額が確か5万程度と、

平気で10万以上負けるONBや上方ブレイクなどと比べますと非常に穏やかです笑

ボラが極端に大きくない銘柄を狙う戦略なのである意味必然ではありますが、

精神的な負担が小さい戦略というのは、結構便利だと思っていたりしますね〜。

■資金量を考えて投資をしよう
http://ameblo.jp/mdrs1/entry-11758862030.html

シバイチ様にもたびたび記事をご紹介いただき恐縮です笑

資金量とシストレはやはり切っても切り離せないものだと思っておりまして、

低資金ですと銘柄分散・時間分散があまりできませんし、

また現金余力を残しておくということが難しくなってきます。

資金量には個人差があり、非常に難しいところだとは思いますが、

もし資金が小さい場合には、

日々資金を追加していきある程度の資金になることを目指しますと、

それだけでおそらくシストレが有利になるのではないか?と考えております。


今日は個人的な売りの使い方についてです。

まず、私自身は売りに関して順張り派か?逆張り派か?といいますと、

…2012年あたりまでは逆張り派でした(ぇ

ただ、トレード日記開始以降、

「順張りをメインにしたらどういう結果になるか?」

というテーマにさせていただいたわけですが、

それ以降、ほぼ順張り派になってしまいました苦笑

これはおそらくですが、

買いも順張りでやっていますので、それに慣れてしまったというだけのような気がします笑

別に、売りの逆張りでも普通に戦えるとは思っていたりしますね〜。

最近の個人的な考えとしましては、

「アベノミクス相場を耐えきった売りであれば、今後結構期待できるのではないか?」

と思っております。

といいますのも、

2012年後半以降、日経平均は倍近くまで上がりましたので、

大半の売りは絶滅する相場でもあります苦笑

そういった熾烈な状況を耐えきったのであれば、

今後もある程度の上昇相場には耐えられる可能性が結構高いと推測できますし、

売りは基本は下落トレンドでその威力を発揮します。

「上昇トレンドでは通用したが、下落トレンドで本当に通用するのか?」

という疑問もあるかもしれません。

もちろん上記のような場合もあると思っております(ぇ

このあたりはロジック内容によって差があると思いますので非常に難しいのですが、

個人的な考えでは、

「基本はどんな売りでも、上昇相場よりは下落相場で機能する確率の方が高い」

と思っております。

…あくまで確率が高いということですね苦笑

そして、個人的に売りに期待する役割としましては、

「買い戦略のDDを軽減する役割」

です。

これは、私自身が買いと売りを併用する両建てスタイルのためなせいもありますが、

たとえば毎日買いを仕掛けるような戦略の場合、

今のような相場ですとおそらくはDDが拡大していく場合が多いと思います汗

もちろん、「だとしたらその買いを停止すればいいのでは?」といった考え方もあります。

上記ももちろん1つですが、

ただ停止や再開などには裁量が必要ですし、

裁量を入れてしまいますと検証が難しくなってしまうため個人的にはどちらかというと避ける傾向にありまして、

それよりは、

「買いはルール通り継続しつつ、買いの調子が悪い時には売り玉が増えるようにして収支を横ばいにすることを目指す」

というのが個人的なスタイルですね笑

こうしますと、買いや売りの停止時期を考える必要がありませんので、

一番のメリットとしましては、ラクなことです苦笑

ただ、売り戦略によってはシグナルが毎日発生するタイプではないものも結構ありますし、

「売り保有がない時にシグナルが出ない」

という事例も結構頻繁に起きます。

こういった場合に個人的にどう対応しているのかといいますと、

「外部指標を外したバージョンを使い、かつ空売れる銘柄を1戦略につき4銘柄必ず抽出する」

という手法を使っています。

外部指標が使われている戦略の場合には、

外部指標を外してしまえばシグナルが出るようになります。

また、コキュートス_トレイル(S)の個人用途の一例ですと、

この戦略は特に、

「下落相場に見えるのにONB等の買い戦略が暴走していてDDが拡大している時に、売り玉を増やしてヘッジしたい場合」

などにも使います。

コキュートス_トレイル(S)の場合ですと、

相場情報機能を外した上で、

「始値が前日安値よりも上で始まった銘柄のみに仕掛ける」

といった感じにしますと、

過去の検証上結構有効なようです。

…この手法はどうしても9時の寄付に時間が必要となってしまいますが苦笑

ただ、個人的には有効性を感じていたりしますね〜。

以上のような感じで、個人的には結構売りは有効だと思っております。

もちろんこのあたりは好み重視であり、必ずしも売りが必須というわけではありませんが、

特に売り初心者の方におすすめしたい売り戦略としましては、

「安値圏を狙う売り戦略」

ですね〜。

トレシズ戦略でいいますと、

・ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】
・コキュートス_トレイル(S)

などです。

個人的な実運用上では、

上記2戦略はアベノミクス相場でもストップ高銘柄を引いてしまうような事例は非常に少なく、

他戦略に比べてだいぶ穏やかな推移をしている印象でした。

…もちろん、絶対ではなく、あくまで他と比較してのお話です苦笑

「日々の優しさ」

という観点での戦略選びも、もしかしたら悪くないのかもしれませんね笑

トレシズの「投資手法」の記事

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