システムトレードブログ

最近の個人的な戦略の導入手順(6)

トレシズストラテジーの選び方

さて、引き続き戦略導入手順シリーズです。

最近はズバリ、コキュートス(L)を調整中です苦笑

これはなぜかといいますと、

この戦略はまさにボックス相場向けに開発した買い戦略ではあるのですが、

…まったく機能しなかった、

という点が全てです汗

この戦略も逆指値戦略でして、

逆張り的な位置で仕掛ける順張り戦略という謎な戦略でしたが、

約定率が落ちて欲しいところで約定率が上がってしまうという謎な挙動をしておりましたため、

今回の調整に至ったわけです。

ここ最近のボックス相場の傾向についてですが、

こういう相場をどういう戦略が得意とし、

どういう戦略が苦手にするかどうかの個人的な研究結果ですと、

■ボックスにあまり向かない戦略
・高値圏ブレイクアウトの買い戦略

■ボックスに向いていると考えられる戦略
・安値圏ブレイクアウトの買い戦略
・安値圏狙いの逆張り買い戦略
・高値圏狙いの売り戦略

という感じでしょうか。

ヒノカグでいいますとリフレクトあたりに最も向いている感じがしまして、

ゴッドですとゴッドフリート2あたりに向いているような感じですね〜。

売りですとコキュートス(S)です。

リフレクトは正直あまり人気はありませんが(ぇ、

個人的にはかなり気に入っている戦略です笑

ヒノカグ【リフレクト】
https://www.torezista.com/strategy/detail/225/

高値圏ブレイクアウトの買い戦略が全部ダメかというとそういうわけでもなく、

100日の期間高値ブレイクなど、長期の指標を使う戦略は結構堅牢なようです。

もちろんそれでも、相場がそもそも上にブレイクアウトしていないため、

そこまでブレイクアウトに向いていないのには変わりがないですが苦笑

ただ、堅牢な点や、また相場がいずれ上昇してきた際には機能するとは思いますので、

ポートフォリオから外す必要がないという点では便利かもしれません。

上記のような点から、1つのボックス相場対策案としては、

「下落トレンドでは高値圏ブレイクアウトの買いの分量を大幅に減らす」

という手法が考えられるかもしれません。

たとえばですが、

・ヒノカグ【上方ブレイク】
・ヒノカグ【ブースター】
・ヒノカグ【リフレクト】

というポートフォリオだったとしましたら、

たとえばジャスダックインデックスが25日線下の場合には上方ブレイクとブースターは停止し、

リフレクトのみにする、などですね〜。

また、できればですが、ボックスでは特に、鉄壁2のような逆張り買いが欲しいところです。

個人的にも、

今回のポートフォリオでは上記に基づいた構成を目指す予定です笑

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