(58)シグナル抽出に時間がかかるのですが、検証速度を速める方法はありますか?
今日はよくあるご質問と回答シリーズです。
■シグナル抽出に時間がかかるのですが、検証速度を速める方法はありますか?
個人的な感覚ですと、
・バックテスト段階の取引回数が多いほど検証に時間がかかる
・複数売買ルールなど、組み込まれているストラテジー数が多いほど検証に時間がかかる
・ランキング情報が使われているストラテジーは検証に時間がかかる
といった感じだと思っていますね〜。
根本的には、
検証速度を速めるにはスペックのいいPCを使うしかない、
という結論には到達してしまいますが(コラ、
仕掛けや手仕舞いシグナルの抽出のみでしたら、
「検証期間の開始日を直近の日付にする」
という対策を施しますと、検証速度はかなり早くなるので便利です。
たとえばですが、バックテストファイル、最適分散投資ファイルともに、
検証期間の開始日(左側の日付)を「2014/01/01」などにするような感じですね〜。
ヒノカグ【上方ブレイク】のようにランキング情報が使われたストラテジーの場合には、
上記に加えてランキング情報側の検証期間の開始日(左側の日付)も「2014/01/01」などにする必要がある点にご注意ください。
少なくとも、検証期間の開始日が2000/01/04〜の場合よりは、
圧倒的にシグナル抽出速度が速くなりますので便利です笑
■カブドットコムにおけるデイトレード戦略の発注方法を教えてください。
カブドットコムの場合ですと、トレシズ戦略におけるデイトレード戦略全てを、1回の発注で完結できるため便利です。
つまり、場中を見る必要が一切なくなりますため、
発注後はその日は放置しておいていい形となり、忙しい方には特におすすめできます笑
具体的には以下のようなイメージです。
(1)カブドットコムで、まずは普通に仕掛け注文を入れます。その際に、「Uターン注文」というオプション項目がありますので、ここにチェックを入れて発注します。
↓
(2)そうしますと、次は子注文の入力画面になります。
寄り引け型デイトレード戦略では大引け(15時)での手仕舞いが必要になりますが、
こういった場合には「引成」もしくは「不成(指成)」を使います。
たとえば「前日終値+10%で指値売り、約定しなかったら大引けで手仕舞い」のように場中の指値がある場合には「不成(指成)」となり、
シンプルに「大引けで手仕舞い」というものでしたら「引成」です。
上記カブドットコムのUターン注文の子注文では、
「引成」「不成(指成)」を選択しますと、
「前場」「後場」のいずれかを選ぶことができます。
この際に、「後場」を選択しますと、基本15時の大引けに手仕舞いされます。
「前場」にしてしまいますと11:30に手仕舞いされてしまい、
ストラテジー本来の使い方とは異なってきてしまいますのでご注意ください。
…といろいろ書かせていただきましたが、
あくまでご利用方法が分からない方向けへの参考目的の記事であり、実際に発注されるかどうかはユーザー様の任意となってしまう点をご了承いただければと思います汗
全然関係ないのですが、
早く第二幕を開始したいところですね〜笑
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