ヒノカグ【ブースター】のカスタマイズ方法(1)
戦略の期待値と保有日数というのは密接に関わっておりまして、
「1トレードあたりの期待値を上げたい場合にはまずは保有日数を増やすカスタマイズを試すのが手」
と考えていたりしますね〜。
ただかといって、2008年のような下落相場で買いの保有日数を増やしますと、
結構痛い目に遭う場合が少なくないと思います苦笑
最近のトレシズ戦略では、ヒノカグ【ブースター】のように
・通常相場用ロジック
・弱相場用ロジック
といった2種類を組み合わせている場合も多く、
こういった際にはどうするかといいますと、
「通常相場用ロジックの保有日数を増やす」
という手が考えられます。
これはなぜかといいますと、
2008年などは弱相場用ロジックが発動しやすいように組んであるためですね〜。
こういった点でも相場情報機能は便利だと思いますが、
もし相場情報機能が導入されていない買い戦略の場合には、
「日経が25日線上だったら保有日数を増やす」
といった組み方も1つの手、とは言えるかもしれません。
ヒノカグ【ブースター】の通常相場用ロジックの保有日数を2日にしたところ、
…
あっさりと能力が向上しました苦笑
■ヒノカグ【ブースター】元々の通算利益率: 1058.5%
↓
■ヒノカグ【ブースター】カスタマイズ後の成績
総取引回数: 3250回
期待値: 5414円(1.72%)
通算利益率: 1173.16%
年度別の最大DD: 19.86%(2010年)
DDもさほど増えてなく、また期待値が0.3%ほど向上しますので悪くないカスタマイズではないでしょうか。
なお、調子に乗って保有日数3日も試してみましたが、
3日は能力が落ちました苦笑
戦略の成績はこのように手仕舞い方法を工夫すると伸びる可能性もありまして、
・保有日数の変更
・手仕舞い方法をテクニカル的な手法に変更する(たとえば前日安値を割り込んだら損切りなど)
など、いろいろな手法が考えられますので、
イザナミでいろいろ試してみると面白いかもしれませんね〜。
個人的な経験上最も大事なのは、
「買いの場合強い相場で保有日数を増やすのはあり、弱い相場で保有日数を増やすのはNGな場合が多い」
といった点かもしれません。
(※注:絶対ではありません苦笑)
↓ヒノカグ【ブースター】の通常相場用ロジックの保有日数を2日に変更した場合の成績
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