買いと売りは別枠として考えるのも手?
まず、買いのみで戦うとしましたら、以下のようなバランスにするのが一案としてあります。
■上昇トレンド
・高値圏順張り買い(ゴッドブレス2などトレーリングストップ系)
・高値圏順張り買い(ヒノカグ【上方ブレイク】など短期戦略)
・押し目買い(ヒノカグ【上方カウンター】など浅めのもの)
・安値圏逆張り買い(コキュートス(L)など深いもの)
・安値圏順張り買い(ゴッドフリート2など)
■ボックス
・安値圏逆張り買い(比較的浅めの仕掛けのもの)
・安値圏逆張り買い(暴落相場用)
・安値圏〜中間圏順張り買い(リバウンド相場用)
■下落トレンド
・安値圏逆張り買い(暴落相場用)
・安値圏順張り買い(リバウンド相場用)
上記はあくまで一例ですが、
要するに
・上昇トレンドでもっとも買い保有が多くなるようにする
・下落トレンドでもっとも買い保有が少なくなるようにする
・上昇トレンドでは主に高値圏を狙う
・下落トレンドでは主に安値圏を狙う
という考え方ですね〜。
上昇トレンドでは、イザナミ開発元大内様のお言葉を借りますと
「フルスロットル」
ということで笑、
下落トレンドでは保有をだいぶ削って耐える、というイメージですね〜。
個人的に下落トレンドの状態を命名するとすれば、
…
「チキンマックス」
でしょうか(コラ
下落トレンドで保有を削っていれば、
2008年のような超下落相場が来ましても、
そこまで悲惨なことにはならない可能性が高い、と考えております苦笑
下落トレンドで高値圏ブレイクアウトなどを停止するためにはいくつか方法が考えられますが、
・日経25日線下では停止する
・もしくは逆指値戦略を使い、かつ高値圏ブレイクアウトの仕掛けを遅らせる手法で空振りシグナルを増やす
https://www.torezista.com/blog/blog_1362/
といった手が代表的でしょうか。
上記は買いのみでのポートフォリオ構成のお話ですが、
次に、「売りはどうやって織り交ぜるのかどうか」についてです。
たとえばですが、
上昇トレンドで買いと売りを併用しますと、
「買いの利益と売りの損失で相殺されてしまい、もどかしい思いをする」
といったイメージが大きいかもしれません。
ここで、最近私が到達しつつある結論としましては、
「売りの使い方も、買いと同じなのではないか?」
という点ですね〜。
つまり、買いとは逆に、
「売りは上昇トレンドで保有を減らし、下落トレンドがフルスロットルになるようにすればいいのではないか?」
ということです。
ポートフォリオの一例を示しますと、
■上昇トレンド
・高値圏狙いの売り(メテオフォール、ゴッドレイズ、コキュートス(S)など)
・安値圏順張り売り(ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】など)
■ボックス
・高値圏狙いの売り(ヒノカグ・ショート【ボラティリティ2】、コキュートス(S)など)
・安値圏順張り売り(コキュートス_トレイル(S)などの中期)
・安値圏順張り売り(ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】などの短期)
■下落トレンド
・安値圏順張り売り(コキュートス_トレイル(S)などの中期)
・安値圏順張り売り(ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】などの短期)
・戻り売り(スイングキュルSBなど)
・高値圏狙いの売り(メテオフォール、ゴッドレイズ、コキュートス(S)など)
・逆張り売り(ヒノカグ・ショート【ボラティリティ2】など)
といった感じでしょうか。
このように、買いとは逆に、下落トレンドで保有量が最も多くなるように調節するのが1つの手ではないかとは考えております。
売りの場合ですと、
上昇相場がチキンマックスですね笑
この考え方ですと、
2013年のような超上昇相場でも、売り保有は少なくなりますので、
極端に食らう可能性は減るとは思いますね〜汗
つまりですが、
「買いと売りは別枠として考える(日々の合算損益を見ないようにする)」
「そして、買いと売りは各トレンドで真逆のバランスになるようにする」
「買いと売りのバランスは、別々に考える」
といった考え方も、
結構面白いのではないかと思いますね〜。
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