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(68)高値圏ブレイクアウト系買い戦略で、高値掴みが多い気がします。

トレシズ販売戦略・成績のQ&A

今日はよくあるご質問と回答シリーズです。

■高値圏ブレイクアウト系買い戦略で、高値掴みが多い気がします。

これはいままでにも結構いただいたことがあるご質問です。

「〇〇円以上になったら成行で買いという逆指値」

という戦略はブレイクアウト系の買い戦略である場合が少なくないですが、

たとえば分かりやすい事例ですと、

前日終値が950円、高値が1000円だった銘柄があったとします。

こういった銘柄の場合ですと高値圏ブレイクアウト系買い戦略の場合、

「1001円以上になったら成行で買いという逆指値」

という仕掛けシグナルが出たりします。

なぜ1001円以上になったら仕掛けという高値狙いなのかといいますと、

上記事例の場合、「1000円の板が厚く、上値抵抗となっている」と考えられます。

そのため、「1000円の上値抵抗を破ってしまえば、上昇に勢いがつきやすい」と考えられますため、

高値を狙う形になります。

とはいえもちろん、上値抵抗を破ったとしても必ず上昇するわけではありません。

地合が悪ければ失速するケースも多々ありますし、

こういった際には高値掴みになってしまいます。

これが結構、高値圏ブレイクアウト系買い戦略の特性とは言えると思いまして、

2014年7月は地合が微妙なので高値圏ブレイクアウト系買い戦略には厳しいですが、

個人的な経験上では、2013年前半のような上昇相場ではかなり調子が良くなる場合が多いタイプの戦略、

と考えております。

高値圏ブレイクアウトとは、直近の銘柄でいいますと、

4770図研エルミックのような銘柄を狙うタイプの戦略です。

この銘柄はストップ高を連発しております通り、

上値抵抗を上抜けた銘柄というのは時折極端な暴騰を見せます。

高値圏ブレイクアウトとは、こういった銘柄を狙う戦略です。

もちろん途中で失速する銘柄もありますため高値掴みになることはしょっちゅうですが苦笑、

時折ストップ高銘柄を引くこともあり、

当たった時は大きい、

というのが高値圏ブレイクアウトと考えております。

たとえばコキュートス(L)同梱のトレンド判定フィルターでは、現状はボックス相場を示しています。

高値圏ブレイクアウトが最も得意とするのはやはり2013年前半のような上昇相場で、

順張りはボックスを苦手とする傾向にあります。

下落トレンドでは、高値圏ブレイクアウトは約定数そのものが減りやすいですが苦笑

このように結構トレンドの影響を受けやすいものだと思っておりまして、

・ボックス以下ではじっと耐える
・上昇トレンドで爆発を待つ(ぇ

というのがブレイクアウトの買いではないか、と思っております苦笑

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すいません、まったくよくある質問ではありません(コラ

あくまで趣味的なネタです笑

最近はやはり、ソード・アート・オンライン?が面白いですね〜笑

トレシズの「販売戦略・成績のQ&A」の記事

前々記事:(66)コキュートス(L)の暴落相場用ロジックの検証結果が0になってしまいます。
前の記事:(67)ボックス相場に向いたポートフォリオ構成などはありますか?
今の記事:(68)高値圏ブレイクアウト系買い戦略で、高値掴みが多い気がします。
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