最近の構想と、リスク管理のお話です。
いや〜、今日の下落は酷かったですね苦笑
これでも3.11などに比べるとまったくたいした下落ではないですが、
この幅の下落はここ最近なかったので、
やはりといいますか常に油断はできないと再認識させられました苦笑
今日の相場でDDが大きくなりましたのは、
主に「浅い逆張り買い」でしょうか。
浅い逆張り買いは、主に上昇トレンドの押し目や、
もしくはボックスのレンジ下限を狙って買うタイプの戦略です。
これはもちろん、昨日8/7の相場は
「押し目か?それとも下落か?」
という位置ですので、
ボックスのレンジ下限を狙う買い戦略でシグナルが出るのは、
個人的には正しい動作だと思っております。
ただ、地政学リスクが原因とは言われていますが、
今日の下げ幅は浅い逆張り買い戦略にとってはイレギュラー要素なわけですね〜汗
とはいえ、浅い逆張りでないととれない相場も多々ありますので、
あくまで個人的な考えでは、
今日は浅い逆張り買い戦略のDDは避けられないのはやむなしではないか?
という考え方が主体です。
一方ですが、逆指値が使われた買い戦略などでは、
今日はDDが抑えられたものが少なくないのではないか、とは推測します。
といいますのも、
相場が弱すぎたため、上昇する銘柄が少なく、
逆指値の仕掛けラインまで届かない銘柄が多かったためです。
逆指値戦略にはスリッページという最大の欠点がありますが、
たとえば今日の相場のような場合に、
「約定を減らせるのでリスクを減らせる」
という点が逆指値戦略の最大の武器だと思っていたりしますね〜。
これは目立ちませんが、リスク管理面から考えますとかなり大きいメリットだと思っております。
浅い逆張り買いはDDですが、
深い逆張り買いはといいますと、
たとえば深い逆張り買いの代表戦略コキュートス(L)ではなぜか今日含み益です(ぇ
先日まで連敗が続いていましたが、
今日初めて納得のいく挙動をみせた、そんな印象です苦笑
そして私が上記を踏まえてどう考えるかといいますと、
「浅い逆張りで今日DDになるのはしょうがない。問題は、今日の相場でポジションを持っている買い戦略が多すぎないかどうか?」
という点です。
今日の相場で順張り買いで大量にポジションがあるようだと、
私の場合ですと相当問題視しますね〜汗
多少だったらしょうがないです。
といいますのも、
今日のような暴落相場で買いポジションが増えすぎるポートフォリオですと、
まずリーマンや3.11に耐えられないためです苦笑
逆張り買いも同様で、
浅い逆張り買い1戦略などでDDが大きくなるのはやむをえません。
これは、浅い逆張り買いとは今日のような相場を狙う戦略のためです。
ただ、複数の逆張り買いでDDが相乗効果で大きくなるようだと、
ちょっとリスクの取りすぎかな、とは考えますね〜。
以前株システムトレード情報局で、
「フルスロットルは崖にぶつかって終わる」
というお言葉がありました笑
これは要するに、
高値圏狙いの順張り買い戦略の場合、
上昇トレンドの終焉の際のDDは防げない、ということです。
といいますのも、相場がいつ下落するかなど誰にも分かりませんし、
「上昇トレンドが終わるのは、相場が思いっきり下落した時」
だからですね〜苦笑
たとえばですが、
ポートフォリオを、高値圏ブレイクアウト系買い戦略5つというワイルドな構成にしたとします(ぇ
こういう構成ですと、
2013年前半では、
毎月各戦略で+20万の利益が出たりして、
+20万×5=+100万と、
ものすごいことになるかもしれません。
ただ、2013年5月23日のような超暴落では、
−20万×5=−100万と、
逆の意味でものすごいことになる可能性があります汗
これをどうとらえるかは個人差があるとは思いますが、
私の場合ですと上記は避けたいため、
ポートフォリオに異なるタイプの戦略を入れていくわけですね〜苦笑
上記例ですと、
たとえばですが日経25日線下では停止する戦略も入れておけば、
多少なりともリスクを減らせる可能性はあります。
こういった部分を考えるのが、やはりといいますかリスク管理の一環だと思っております。
最近はリスク管理方法に関するお問い合わせをいただくことも少なくありませんので、
個人的には最近新構想としまして、
「買いのみで構成したトータルシステム」
の開発を目指していたりします(ぇ
私自身が、どういう風に買いでリスク管理をしているかなどの考え方を、
導入していければいいな、と思っていたりしますね〜。
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