(70)8/8(金)に利益を出した売り戦略はどれですか?
最近は台風が多いですね〜、毎年恒例ではありますが苦笑
是非皆様もお気をつけてくださいね。
今日はユーザー様よりご質問をいただきましたので、よくあるご質問と回答シリーズです。
■8/8(金)に利益を出した売り戦略はどれですか?
日経平均が450円以上も下がりましたが、
早速ですが調べてみました。
1位 ゴッドレイズ: +4.7万
2位 メテオフォール: +2.2万
3位 ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】: +1.9万
4位 スイングキュルSB: +1.1万
5位 コキュートス_トレイル(S): +1.0万
もちろん売りですので、売り規制銘柄も含まれます汗
あくまでイザナミの検証上であることをご了承ください苦笑
主に、保有日数の長い売り戦略はとれた、という感じでしょうか。
とはいえ、昨日はいろいろなシステムトレーダーの方のブログを見る限り、
あまり大きく食らった人は多くないように見受けられました。
逆にいいますと、
売りがとれるのは一般的な人が食らう地合ですので(コラ、
昨日の下げは日経平均ほど派手なものではなかった、
ということなのかもしれませんね〜。
本当に食らう地合では、マザーズ指数が−10%を超える下げ幅になったりします苦笑
上記の中で直近の成績を加味しますと、
一番成績のいいのはヒノカグ・ショート【下方ブレイク】だと思います。
この戦略は、8/8に過去最高益を更新しています。
■コキュートス(S)で損切りを入れる場合、建値の何%で入れるのが有効と考えますか?
コキュートス(S)は私自身はトレード日記側で実運用しておりましたが、
その当時は「建値+5%での損切り」という感じでやっておりました。
これはつまりは、
イザナミの検証上における建値が100円だった場合、
「105円以上になったら成行で買い戻し」
という感じの損切りを入れていたわけですね〜。
これは確かどこかのブログで拝見しましたが、
他にもこの「建値+5%での損切り」を試された方がいらっしゃったようで、
その方も「5%が結構有効っぽい」とおっしゃられていたのを覚えています。
損切りの検証は、分足のデータでないと正確な検証はできない形となります。
イザナミは日足ですので、
基本的には損切りの正確な検証はできない、
とお考えになるのが無難ではないかと思います。
といいますのも、たとえば
「100円以下になったら成行で空売り」
というシグナルだったとしまして、
その銘柄の当日高値が損切りラインの105円だった場合、
「仕掛けた後に105円を付けたのか、それとも前だったのかが分からない」
ためですね〜。
仕掛け前に105円を付けて、その後105円に到達しなければ損切りではないですし、
仕掛け後に105円を付けたなら損切りです。
それが日足ではどうしても分かりません。
そのため正確な検証はできませんが、
ざっくりとでしたら、若干都合のいい検証だったらできます。
都合がいいといいますのは、
本来は負けトレードだったものが勝ちトレードに変わってしまう取引が含まれてしまいますため、
若干期待値が実際のものよりも上がってしまう形になります。
こちらはご了承いただければと思いますが、
以下のような設定で、いろいろ損切り%を変えて検証されるのが
1つの手かもしれません。
■損切りの検証例
・〇〇円以下になったら成行で売りという逆指値戦略の事例です。
・建値+5%以上になったら当日に逆指値で損切り
・損切りに引っかからなかったら翌日寄付で手仕舞い
・スリッページは0.3%を考慮
※この設定は個人的な経験上、戦略にもよりますが実トレードよりも0.01〜0.1%ほど都合をよくした検証方法といえるかもしれません。そのため、上記期待値分は割り引いて考えた方がいいと思います。
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