その戦略の得意相場のみシグナルを出すようにするカスタマイズはあり?
ユーザー様よりメールをいただきまして、
その方は相場判定を駆使し、難しい7月相場で+20%の利益を出されているとのことでした笑
戦略をご自身に合った形にカスタマイズして使いこなされているあたり、
さすがだな、と思いましたね〜。
こういったカスタマイズは、初心者のうちは絶対難しいと思います。
このあたりは日々勉強といいますか、
初めからいきなりできるわけもありませんので、
焦らずじっくり、というのがいいのではないかと思いますね〜。
今日は、
「戦略を、その戦略の得意相場だけシグナルを出すようにカスタマイズするのはどうなのか?」
という点について書かせていただきたいと思います。
まずいきなりですが結論を書かせていただきますと、
個人的には「ありではないか?」と考えております(ぇ
といいますのも、
やはりといいますか上記のようなカスタマイズをしますと期待値が上がりますし、
また過去の検証上特に有効なシグナルのみに絞った形となるのが大きなメリットです。
シグナルを絞り込む形になりますが、
その分日々の保有量などは減りますし、
効率という面では落ちるかもしれませんが、
その分リスクも減ります。
これは要するに、
「リスク量と収支は比例しやすい」
ためですね〜。
大きなリスクをかけますと、伸びる時も大きく、食らう時も大きいという、非常にエキサイティングな感じになります苦笑
一方、リスクを抑えますと、やはりといいますか穏やかにはなりますよね。
このあたりは好みに個人差がありますので、
やはりご自身に合った形に調整されるのが無難ではないか、
とは考えていたりします。
「その戦略の得意相場だけシグナルを出すようにカスタマイズするのはオーバーフィッティングにはならないのか?」
といった疑問もあるかもしれません。
これは確かにそういう可能性もあるのですが、
全ては組み方次第なので非常に難しいところではあります苦笑
たとえばですが、よく書かせていただいてはおりますが、
「買い戦略は日経25日線上の場合のみシグナルを出す」
というカスタマイズ方法は、
個人的にはまったくオーバーフィッティングではない、と考えております(ぇ
といいますのも、
買いで利益が出やすい上昇トレンドでは当然25日線上に行くからです笑
一方、オーバーフィッティングと言えるかどうかは分かりませんが、
個人的にはオシレーター系指標を仕掛けシグナルのメインに据えるのは結構避けている感じかもしれません。
たとえば、「RSI(25)が30より小さかったら買い」などです。
上記のような指標をサブ的に使うことはもちろんあります苦笑
とはいえ、
「オシレーターはあくまで目安であり、トリガーではない」
というのが持論です。
これはどういうことかといいますと、
「売買対象をRSI(25)が30より小さい銘柄のみに絞るというのはありだが、RSI(25)が30だったら買いという考え方はあまり好みではない」
ということです。
オシレーターは銘柄の絞り込みに使いたい、というのが個人的な好み、ということです苦笑
…もちろんこれが正しいというわけでもないですが(ぇ
基本的にはやはりといいますか、
・前日比
・期間上昇率
・移動平均
・移動平均乖離率
あたりは基本ですが、相当便利だと思っていたりしますね〜。
いろいろ条件を入れた際にそれがオーバーフィッティングかどうかは将来的な結果を見ていくことでしか分からないとは思いますが、
相場判定を入れてその戦略の得意相場でしかシグナルを出さないようにするカスタマイズや、
期待値を上げてシグナル数を減らすようなカスタマイズは、
個人的にはあり、だと思っています笑
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