序盤DDで始まるか利益で始まるか?
たとえばですが、
2013年1月に戦略を運用開始した場合と、
2014年1月に戦略を運用開始した場合とでは、
2014年の成績に結構圧倒的な差が出やすいものです。
これはなぜかといいますと、
まず2013年の相場(特に前半)は、買いであればほぼ誰でも勝てる最高の相場でした苦笑
もちろんこれはシグナルに従えていればの話となりますが、
普通の買いであればたいていプラスになった地合だと思います。
たとえば150万で開始した場合、2013年は+50万を超えた事例も少なくないと思われます。
つまり、上記の場合ですと2014年1月の段階で200万に増えているわけですね。
2014年に50万のDDが発生したとしましても、
150万の元本割れがないわけです。
一方2014年ですが、前半は結構難しい感じでした汗
クレイモアや鉄壁等一部の買い戦略は頑張っていましたが、
多くの順張り買いが苦戦した地合だったと思います。
ある意味中期的な下落トレンドだったので、これはやむをえないところかもしれませんが、
2014年1月に買いメインで開始したとしますと、
多くの場合DDスタートになったと思われます。
たとえば50万のDDが発生したとしますと、
150万の元本が割れてしまい、100万になってしまいます。
150万という戦略の標準資金が確保できていれば、
ある程度は戦略の2000/01/04からの検証結果と類似する結果が得られる場合が多くなりますが、
100万という元本割れの状態ですと、
もちろん2000/01/04からの検証結果と類似する結果は得られない場合が多くなってしまいます。
この理由の1点目としましては、
150万では4シグナル出せたのが、100万では3シグナルしか出せなくなったりします。
保有銘柄が異なれば、当然成績が変わってきます。
そしてこちらが大きいのですが、2点目が、
150万→100万に減った場合、−33%です。
そして、
100万→150万に戻そうとした場合、+50%が必要になります。
つまり、DDから元本に戻すためには、
DDで食らった際よりも時間を要するわけですね〜。
そのため、
2013年1月から開始していた人は2014年に日経平均など各種指標を上回る結果を出すことも難しくないですが、
2014年1月から開始した人は2014年になかなか戻りが遅く、日経平均など各種指標を下回っている場合が少なくない、
こういった差がある場合があると考えられます。
こういった点から考えましても、
「シストレは資金量が大きいほどやはり有利」
とは言えるのかもしれませんね〜苦笑
とはいえ、私の場合ですと、
2014年にDDスタートで、最近になってようやく±0ラインまで回復した、という状況になりましたら、
「元本が回復したここからが勝負」
とは思うタイプです笑
上記のように、
「序盤DDで始まるか利益で始まるか」
の差は非常に大きな影響がありますが、
もちろんその戦略が利益で始まるかなど分かるはずもありません苦笑
あくまで個人的な好みでは、
トレンド判定フィルターにおきまして、
・下落トレンド→ボックストレンドへ切り替わった時期
・ボックストレンド→上昇トレンドへ切り替わった時期
というのが、結構買い戦略の調子がいい時期だと思っております。
なのでこのあたりが1つの目安になるかもしれない、とは考えていたりしますね〜。
(※注:保証はできません(コラ
逆に、
・上昇トレンド→ボックストレンドへ切り替わった時期
・下向きのボックストレンドの時期(ボックストレンド判定時期に、日経が連日下げているような地合)
・下落トレンド
は、順張り買いの成績が悪くなりがちです苦笑
そのため、上記時期は、私自身は順張り買い(特に高値圏狙い)の開始は避ける傾向にあるかもしれません。
逆張り買いはあまり時期は考えないかもしれませんが、
できればその逆張り買い戦略がDD中に開始したいとは思うタイプです笑
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