システムトレードブログ

システムトレードの勝ち方とは?(5)

今日は、来週から投入予定の逆張り買い戦略を作っています笑

現時点ではバックテスト段階の期待値は1泊2日で3.5%ほどですが、

できればもうちょっと上を目指していたりします(ぇ

保有日数は別に1泊2日でなくてもいいのですが、

現在のトレード日記側の安値圏順張り買い戦略であるゴッドインフェルノとの相性を考えますと、

保有時期があまり一致しない1泊2日がベスト、という結論に至った感じです笑

今日は、買い戦略のポジション量のコントロールについてです。

まず、今日は逆張り買いのバックテスト検証を結構行っているのですが、

…10月の相場は結構逆張り買いにはきついですね〜汗

いろいろ検証はしているのですが、

今年逆張り買いで利益が出やすかったのは、

2月、5月、6月あたりですね〜。

そして、…10月が間違いなく厳しいです苦笑

結構いろんなパターンで検証はしているのですが、

直近数日は反発しやすいのですが、

その前の10月初頭のDDが大きく、資産曲線的にも良くて横ばいという感じでしょうか。

大半はDDになりますが、

これは新興の反発がそこまで強くない影響もあるのかもしれません。

一方、私のトレード日記側をご覧いただけると分かると思うのですが、

ここしばらく、順張り買い戦略のシグナルが出ていません苦笑

ゴッドインフェルノだけは、多少は出る感じですが笑

このように、順張り買い戦略に関しましては、

今のような時期のDDは工夫すれば抑えやすいものです。

これはいつも書かせていただいておりますが、一部順張り買い戦略におきまして、

・ジャスダックインデックスが25日線下の場合にはシグナルを出さない
・もしくは、ジャスダックインデックスが50日線下の場合にはシグナルを出さない
・もしくは、ジャスダックインデックスの25日移動平均が一日前より小さい場合にはシグナルを出さない

といった条件を入れるような感じですね〜。

とはいえ、個人的なスタイルですと、

順張り買い全てを停止するのは避けています(ぇ

といいますのも、

2014年1月〜5月前半は厳しかったですが、

5月中旬に、ジャスダックインデックスが25日線を上抜いてきましたよね。

こういった上昇は、順張り買い全てを停止していますと、

逆張り買いに依存するしかありませんため、相場リバウンド時のパワーが落ちてしまいます。

そのためですが、

厳しい相場では負ける覚悟をしつつも、

安値圏順張り買いを多少は使っています。(これがゴッドインフェルノなわけですが笑)

一方逆張り買いですが、10月は厳しいと書かせていただきました。

ここでチェックするべきなのが、

「使用している逆張り買い戦略の買い保有量が、許容範囲におさまっているかどうか?」

という点です。

これも、トレンドフォロー派か逆張り派によって異なるお話でして、

私の場合ですとトレンドフォロー派目線でのお話となってしまいますが苦笑

たとえば私の場合ですと、

トレンド判定フィルターが下落トレンドを示している際の買いは、

「逆張り買いと安値圏順張り買いの合計が30%以下」

といったイメージで設定しています。

また、

「逆張り買いと安値圏順張り買いの銘柄保有時期が重ならないようにする」

という点も重視しておりまして、

たとえば直近金曜日の場合ですと、

個人的に保有は逆張り買いのもののみとなり、

安値圏順張りの買い保有はない、というのが理想的ですね〜。

また、上記は、下落トレンドにおける日々の買い保有が総資金に対して30%以下にになるようにするという意味ではありません。

そうではなく、

シストレの総資金: 1000万円
戦略A(逆張り買い戦略)への投入額: 150万円
戦略B(安値圏順張り買い戦略)への投入額: 150万円

といった感じで、

戦略への投入資金の割合を意味しています。

成行戦略は約定率が高く、逆指値戦略は約定率が低いという感じですので、

今の相場における実際の日々の買い保有量は、

私の場合ですと総資金に対して30%というよりも、

10〜20%以下になるとは思われます。

そして、今の総資金に対する買い保有量というのが1つの指針になります。

たとえばですが、

・逆張り買い戦略A: 資金150万円
・逆張り買い戦略B: 資金150万円
・逆張り買い戦略C: 資金150万円

という感じだったとしまして、

今の相場で買いポジション量が450万円に近い場合には、

「逆張り買い戦略A〜Cは、利益発生タイミングと損失発生タイミングが似ている」

ということですね〜。

相場がうまいことリバウンドすれば利益も3倍ですが、

下がった場合には損失も3倍ということです。

私自身はトレンドフォロー派ですので、

これは正直避けたいところです苦笑

こういった際にはどうすればいいのか?といいますと、

「逆張り買い戦略同士での仕掛けタイミングをずらす」

という手法が考えられます。

まず、逆張り買い戦略は大別しますと、

(A)押し目買い(上昇トレンドにおける押しを狙うタイプ)
(B)浅い逆張り買い
(C)深い逆張り買い
(D)相当深い逆張り買い(リーマンや震災レベルを狙うタイプ)

といった感じかもしれません。

そして、今の相場ですと、結構(A)〜(C)がDDになりやすい印象を受けております。

今の相場で逆張り買いの保有が多いというのは、おそらく(B)か(C)タイプの戦略がポートフォリオ内に多いため、

とは考えられるかもしれません。

そのためですが、こういった際に仕掛けタイミングをずらす方法について以下に書かせていただきます。

(1)押し目買い戦略は、ジャスダックインデックスが25日線下の場合には停止する

あくまで例ですが、上昇トレンド専用の押し目買い戦略を設けるというのは一案だとは思います。

こうしますと今の相場ではこの押し目買い戦略のシグナルは発生しませんので、

今の相場における逆張り買い戦略の保有量を抑えることが可能だと思います。

(2)シグナル数フィルターを使って仕掛けタイミングをずらす

たとえば今の時期に、戦略の資金量に対して保有がMAXに近くなる逆張り買い戦略が2つある場合には、

その戦略同士、仕掛けタイミングが似ているということになります。

そのため、その際には、

「どちらかの逆張り買い戦略にシグナル数フィルターを導入する」

という手が考えられます。

これは、

・最適分散投資のオプション設定の「仕掛け条件設定を使う。」にチェックを入れる
・そして、該当戦略の仕掛け条件設定に、「戦略A(仕掛け銘柄数)が戦略A(仕掛け銘柄数の期間平均)(75日)(+1.50倍)より大きい」

といった設定を入れる感じです。

これは要するに、「シグナル数が異常に増えた場合のみ仕掛けシグナルを出す」という設定でして、

一般的には相場が暴落した時のみシグナルを出すような設定です。

今の相場でいいますと、

上記シグナル数フィルターを導入した戦略の買いシグナルが、

10月に1度も発生しないようなレベルに調整しますと、

結構仕掛け時期をずらすことに成功しているとは思われます。

上記はあくまでトレンドフォロー派のお話ではありますが、

今DDが大きすぎるという方の場合、一案にはなるかもしれません。

トレシズの「シストレで勝つためのアプローチ方法」の記事

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