システムトレードブログ

最近個人的に使っている損切りの手法(2)

トレシズシストレのテクニック

ユーザー様より、

・「終値が建値−6%より小さい(同じ含む)→(青)当日引けで手仕舞い」が実際に可能なのかどうか?
・また、発注のイメージ

についてのご質問をいただきましたので、

あくまで個人的な手法について解説させていただきます。

完全に可能かといいますと、

私自身成功率は80〜90%ほどです苦笑

といいますのも、

終値が建値−6%近辺でうろうろしている銘柄の場合、

実際どこで終わるかを読むのが難しいためです苦笑

あくまで私の場合ですと、以下のような感じにしております。

(1)14:50ぐらいにHYPER SBIを立ち上げ、その戦略の保有銘柄を登録しておきます。
 ↓
(2)まずは損切りの可能性がある銘柄(前日比マイナスの銘柄や、超絶上髭銘柄など)全てに、引成注文を入れておきます。
上記例ですと、私の場合ですと14:50に建値よりも下にいる銘柄が対象です。
あと、建値−6%の株価というのも計算してメモしておく必要があります。
 ↓
(3)あとは14:55ぐらいから本気の監視開始です笑
14:50〜55近辺というのは、デイトレーダー等の手仕舞いも結構多いとは考えられ、結構売り買いが交錯する場合が多いとは思いますので、
なるべくですが客観的に値動きを見るのが大事だと思っています。
 ↓
(4)あとは…感覚としか言いようがありません苦笑
たとえばですが、建値−6%より下の売り板に、14:58ぐらいに相当厚い売り板が出現する場合があります。こういった場合はたいていその売り板が食われない場合が多いような気がしますので、こういった場合には私の場合ですと損切りです。(引成を取り消さない形です。)
 ↓
(5)たとえばですが、14:58あたりに建値−4%あたりで推移している銘柄の場合、私の場合ですと、逆指値で建値−6%以下になったら手仕舞いという手法を使う場合もあります。(監視銘柄が多い場合)
 ↓
(6)あとは、建値−6%の株価と比較しながら、それより上で終わりそうだったら引成を取り消します。14:58に建値−6%より上で推移している銘柄の場合には、私の場合ですとたいてい引成を取り消します。

といった感じで、完璧は無理ですが、

もちろん明確に建値−6%より下になっている場合も多いですので、

個人差があるとは思いますが、だいたい80%ぐらいの確率では成功するとは思っております。

あとはあくまで個人的な手法ですが、

間違って手仕舞った場合などには、SBIの夜間PTSなどで再度購入しておくといった手法を使う場合もあります苦笑

いずれにしろ完璧にできる手法ではありませんので、

アバウトでいいのではないか?

というのが個人的な考えです。

私自身、終値を見て、

「ありゃ汗」

という感じで1〜2割は失敗しています苦笑

とはいえ、上記手法は、

・含み損銘柄の保有割合が減るという、メンタル面でのメリットがある
・日々のポジションサイジングをコントロールできる
・また、逆張り買いの損切りにも応用できる

という観点から考えますと、

結構便利なのではないか、

と思っていたりはしますね〜。

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