システムトレードブログ

個人的な、最近の戦略導入手順(2)

トレシズストラテジーの選び方

本日、ゴッドトランザムの販売用戦略の審査申し込みをさせていただきました。

若干、名前は違いますが苦笑

こちらにつきましては、

もし審査に通過した場合には詳細を書かせていただきます。

今日は、先日の記事に関してユーザー様よりお問い合わせをいただきましたので、

そのあたりについて書かせていただきます。

個人的な、最近の戦略導入手順
https://www.torezista.com/blog/blog_1538/

実際のところ、

戦略を購入したのはいいものの、

いざポートフォリオに追加してみたり、複数売買ルールにしてみると

「過去の総合的な成績が思ったよりも伸びない」

という現象があるかもしれません。

これはなぜかといいますと、原因は

「シグナル銘柄の重複」

にあります。

たとえばですが、

シグナル銘柄が多い戦略Aに、

シグナル銘柄が少ない戦略Bを追加した場合などですと、

お互いの戦略の特性にもよりますが、

一般的には複数売買ルールの成績はあまり伸びない場合が多くなります。

これはなぜかといいますと、

「戦略Aに、戦略Bのシグナルも含まれているから」

と考えられるかもしれません。

複数売買ルールにする際に、

同一銘柄への仕掛けを避ける設定ですと、

上記例の場合、戦略Bのシグナルはないものと同然になってしまいます苦笑

基本的には、

・高値圏順張り買い
・安値圏順張り買い
・逆張り買い

あたりでは、

安値圏順張り買いと逆張り買いのシグナルが多少似るぐらいで、

基本的には結構独立したシグナル銘柄になる場合が多いです。

これはやはりといいますか、

「それぞれの戦略の特性が異なるため」

とは言えるかもしれません。

問題は、

…次に導入する戦略ですよね苦笑

上記3つは結構代表的なロジック3種ですので、

これ以降に追加する戦略でシグナルを被らせないためには、

・売買代金制限が異なるロジックを採用する(売買代金を大きくするか、もしくは小さくするかの2種類の方法が考えられます。)
・もしくは、非常にオリジナリティ溢れる戦略を採用する(ぇ

といった手段が考えられるかもしれません。

…後者は正直相当難しいのですが苦笑

売買代金制限を変更することにより、

複数売買ルールを使わないでもある程度はシグナル銘柄を変えることは可能です。

そして、

個人的に最もよく使う手法としましては、

「バックテスト段階のシグナル数が多い戦略を追加する」
「その上で、シグナル銘柄を重複させたくない戦略同士で複数売買ルールにする」

といった手ですね〜。

トレード日記側でも、

シグナル銘柄が似ているゴッドトレイルとゴッドトランザムを一体化することにより、

それぞれの戦略で同一銘柄には一切シグナルを出さないようにしていたりします笑

シグナル数が多い戦略の場合、

重複を除外したとしても、他のシグナルが残ります。

そのためですが、

追加する際にシグナルの重複を避けやすいのは、

「バックテスト段階のシグナル数が多い戦略」

とは言えるかもしれませんね〜。

たとえばですが、

ゴッドフリート2やゴッドブレス2などは、

日々のシグナルが50銘柄あります汗

そのため、重複を削除してもたいていはシグナル銘柄が残りますので、

比較的ポートフォリオに追加しやすい戦略ではないか、

とは考えていたりしますね〜。

以上は正しいわけでもないですが、

こういう考え方もある、程度にとどめていただければ幸いです苦笑

お問い合わせをいただきましたユーザー様より、

ゴッドスプレッドに関してお褒めの言葉をいただきました笑

個人的にもモチベーションにつながり、非常にありがたい限りです笑

トレシズの「ストラテジーの選び方」の記事

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