(89)仕掛け:当日6:00〜9:00に時間が必要とはどういう作業ですか?
■仕掛け:当日6:00〜9:00に時間が必要
手仕舞い:当日11:30〜15:00近辺に時間が必要
というのは、具体的にはどのような作業になるのでしょうか?
実際の運用はユーザー様の任意となります点をご了承いただければと思いますが汗、
以下仕様という観点でのご説明です。
・仕掛け:当日6:00〜9:00に時間が必要
こちらは主にNYダウが使われた戦略です。
NYダウが確定するのは朝方ですので、
(1)NYダウ変換ツールで最新のNYダウをダウンロード
https://www.torezista.com/assist/dji.html
↓
(2)イザナミを立ち上げ、NYダウを読み込んで検証し、シグナル抽出
という作業が必要になります。
慣れると朝数分の作業です。
・手仕舞い:当日11:30〜15:00近辺に時間が必要
こちらは主に、引成か不成の手仕舞いが使われた戦略の場合が多いと思います。
デイトレード戦略などもそうですね。
15:00の大引けでの手仕舞いが必要になりますので、
前場終了後、保有銘柄に引成注文か不成(指成)注文を入れなくてはならないので、
当日11:30〜15:00に1回、証券会社にアクセスする時間が必要になる、
という理屈です。
この際にはイザナミは使いませんので、
スマホなど、証券会社にアクセスできる端末があれば問題ない形になります。
また、まったく場中を見る必要はありませんので、
数分程度の作業です。
なお補足で、前場中に引成や不成を入れてしまいますと、
11:30の前場引けで手仕舞いされてしまいます苦笑
そのため、11:30以降である必要がある、という理屈ですね〜。
なお、カブドットコムの場合ですと、
「後場指定の引成」
「後場指定の不成」
が使えますので、
他証券会社とは違い、前日に手仕舞い注文を入れられるため、
当日場中の作業が必要なくなりますので便利です。
■売りでおすすめはありますか?また、使えるものは保有日数が短くなる傾向にあるのでしょうか?もう少し保有日数を長くして、期待値を向上させる余地がないか考えています。
個人的な売りのおすすめは、やはりといいますか
・ヒノカグ・ショート【ボラティリティ2】
・コキュートス(S)
・コキュートス_トレイル(S)
・ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】
の4つかもしれません。
その上で、たとえば寄り天対策で言うと、コキュートス(S)が気に入っております。
これはなぜかといいますと、
順張り買いで最も被害が大きくなる寄り天時において、
買いの被害を軽減するのに最も適したロジックだからです。
その上で、コキュートス(S)では逆指値が使われているため、スリッページが苦手な方にはヒノカグ・ショート【ボラティリティ2】、
という位置付けではないかと考えております。
保有期間はトレンドによりますが、
2013年〜2014年は上昇トレンドでしたので、
正直売りにはかなり厳しい地合だったとは思います苦笑
これが2006年〜2008年などであれば、保有期間が長い売りも活躍しただろうとは思われますが、
2013年〜2014年は売りには厳しかったので、短期戦略のみが生き残っている、
という感じだと思われます。
保有日数が長いものでいいますと、
コキュートス_トレイル(S)などはかなり頑張っている部類だとは思っております。
売りで期待値を向上させる場合には、
・上昇トレンドでは保有日数を短くする
・下落トレンドでは保有日数を長くする
という点ではないかと考えます。
たとえばですが、TOPIX25日線下の場合には売りの保有日数を長くするなどですね。
あとは売りの場合ですと、
たとえば前日高値以上になったら損切りなどの、
逆指値の損切りを入れるスタイルが、個人的には好みです笑
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