含み損は持ち越すべきかどうか?
損切り設定を入れていない場合、
仕掛けた銘柄が暴落し、含み損のまま持ち越す形になってしまうこともよくあります。
元々販売戦略では損切り設定を入れづらい、という点があります。
といいますのも、
・損切り設定は、正確にバックテスト検証できない場合が多いため
・また、損切りは、IFD注文系が使えるライブスターやカブドットコム等でないと、手動で注文する必要があるため、GMOクリックやSBI等だと誤差が発生する可能性があるため
といった理由が大きくなっているためですね〜汗
とはいえ、今後のトレシズ戦略では、
損切りを使うファイルも特典として同梱させていただこうかな、
とは考えていたりします。
若干話題が反れましたが、
含み損銘柄を持ち越すかどうかについてに戻りますと、
個人的には
「大きな含み損を持ちこさないタイプ」
だったりします(ぇ
トレード日記側でも、
「当日損益」で大負けはありますが、
「含み」の項目では、極端にマイナスの銘柄は少ない場合が多いと思います。
これは、
「大きな含み損銘柄を、当日引けで切っているため」
だったりするんですよね。
もちろんこれは裁量でやっているわけではなく、
個人戦略そのものに入っている設定です。
これはやはりバックテスト検証で調べるしかないとは思っておりまして、
手仕舞い条件に、たとえば
・終値が建値−10%より小さい(同じ含む)→(青)当日引けで手仕舞い
といった条件を入れて検証する感じです。
上記−10%というのはいろいろ数字を変えて検証する必要があるとは思っておりまして、
また損切り設定を入れて検証しますとたいていの場合期待値が落ちますが、
その際個人的に見るのは
・保有日数
・期待値
の2点です。
この2つは基本的には比例関係にある場合が多く、
期待値が減っても、保有日数も減っているのであれば戦略としては劣化していないと考えられる場合が多いかもしれません。
私の場合ですと、ざっくり2%刻みで検証し、良さそうなところを探す感じです笑
含み損銘柄を見ることが苦にならない方もいらっしゃるとは思いますが、
…個人的には含み損銘柄を見ることがかなり苦手です苦笑
このあたりは人によるとは思うのですが、
もし苦手な方の場合、
損切り設定を入れて検証してみるというのも1つの手だと思いますね〜。
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