個人的に参考にしている名言
個人的に参考にしておりますリチャード・デニス(タートルズ)の名言に、こんなものがあります。
■「私のトレードのルールを新聞に公表したとしても、誰もその通りにやらないだろう。」
これは何といいますか、
いかに他人の作ったシステムに従うのが難しいか、ということを表しているのかもしれません。
実際、システムトレードのシステムが出すシグナルというのは本当に機械的で、
え、こんなところで仕掛けるの?汗
といったシグナルが出る場合が多々あります。
シグナルに完全に従えるかどうかはシステムトレードへの慣れという要素も大きいとは思いますが、
好みという要素も無視できないかもしれません。
もしシステムがあまりにも自分と合わないようだったら自分に合わせてカスタマイズする、
というのも手なのかもしれませんね〜。
■「始めたばかりの頃はこれ以上はひどくならないという程ヘタクソなトレーダーの方がいい。実績が出る前に大きな賭けをしようとするからうまくいかない。」
これも個人的に非常に参考にしている言葉です。
儲けよりも
「身を守るということを最重視する」
というのが、個人的なスタイルです。
あと、私の場合裁量がものすごく下手なので、
いままでの裁量での負け額を考えますとシストレで裁量を入れる気にならなくなってきた、
という経緯があるかもしれません苦笑
こういった意味では、
プラスに考えますと、
裁量での負けというのも将来的には糧になっている、
とは言えるのかもしれませんね〜。
■「自分の資金の日々の増減に振り回されてはいけない。小さくトレードしなさい。なぜなら、はじめのうちはそれ以上悪くなり得ないほど出来が悪いからだ。」
私も資金管理は特にまだまだ勉強中の身ですが、
「日々の損益を自分が耐えられるレベルに抑える」
ということを目標にやっています。
今のトレード日記側の日々の損益ですら、
まだまだリスクの取りすぎだとは思いますので、
調整が必要だとは思っていたりしますね〜。
いずれにしろ、
「日々の損益を見ても、メンタル的に振り回されないレベルのロットにする」
というのは本当に大事なことだと思います。
そうでないと継続が難しくなってきます。
■「結局は何と言っても損を最小に押さえて、短期間で大儲けできる数少ないチャンスのために資金を留保するように努めるべきだ。」
損を抑えるということも重要だと思いますね〜。
これも上記とかぶる内容ではありますが、
とにかく身を守ることを最重視するということの大事さ、という意味が込められた内容だと思います。
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