システムトレードブログ

戦略の長期的な評価

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

戦略の調子が、たとえば数か月ぐらいに渡って悪い時期、

というものはよくあるもので、

こういった際に、

「カスタマイズするべきかどうか?」

と悩む場合は少なくないものです。

実際のところ、

たとえば2008年のリーマンショックのような相場が来れば、

多くの買い戦略がDDになるだろうとは考えられますし、

またこういう相場は実際に体験してみないとイメージを掴みにくいものです苦笑

とはいえ、

今振り返ってみますと、

2008年の相場で負けるのは普通はしょうがないですし、

あの相場では売りでないと勝ちにくかったとは言えるかもしれません。

このように、

「戦略の成績は、地合の影響を受ける」

という点の考慮が必須だと考えております。

その上で、

普通の相場の場合ですと、

私の場合戦略をほとんどカスタマイズしません(ぇ

トレード日記側のゴッドグラヴィティという戦略などは結構負けまくっていますが、

それでもカスタマイズしていなかったりします苦笑

これはなんといいますか、

あくまで私の場合ですと、

「本質的に、戦略の評価には時間がかかる」

と考えているためかもしれません。

もちろん、裁量が入ってはダメです。

戦略のシグナル通りの場合の結果での判断が必要です。

そのため、

「結構調子が悪い時期が続いたとしても、ある程度は耐えきれる資金設定にしておく」

ということが重要と考えていたりしますね〜。

シストレ失敗例として一番多いのはやはり

「突っ込みすぎ」

だと思っております。

もちろんスカイマークのような事例はのぞきますが苦笑、

普通の動きの銘柄で、

日々そこまで大きく食らうようなロットですと、

常人は耐えられない場合が多いのではないかと思います。

タートルズの言葉でもあります通り、

「小さくトレードする」

というのは、

特にシストレ初心者にとっては大事なのではないか、

とは考えていたりしますね〜。

多くの方の場合、

「大きく負けてからカスタマイズを考える」

という事例が多いかもしれません。

私の場合ですとそうではなく、

「まずは大きく負けにくい資金設定にする」
「その上で、戦略は頻繁にはカスタマイズしない。カスタマイズする時は大きく負けた時ではなく、戦略の仕掛けタイミングや手仕舞いタイミングなどに問題を感じた時」

という感じかもしれませんね〜。

もちろん上場廃止銘柄等を引いてしまった時は戦略のせいではないのでしょうがないです苦笑

それ以前に、

「長期的に評価できるロットで始める」

ということを重要視しています。

大きく負けてから悩むのでは遅いと思っています。

…とはいえ、

いまだに個人的にも資金管理は勉強中の身であり、

奥が深いなぁ、と思っております苦笑

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

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