システムトレードブログ

仕掛け初日の前日安値以下になったら損切るには?

トレシズイザナミの使い方

保有日数が長い買い戦略などで、

たとえば建値基準ではなく、

「仕掛け初日の前日安値以下になったら損切りたい」

という場合もあると思います。

これはイザナミでどのように設定するかといいますと、

「記憶パレット」

を使う形になります。

上記設定は、以下のような感じです。

(1)まずはバックテスト画面で、上部「パレット」の「記憶」にチェックを入れてOK
 ↓
(2)仕掛け条件は、

開始→(青)安値を記憶値-1に保存する※ここで記憶パレットを使います。→(青)翌日寄付で買い

といった感じです。
 ↓
(3)手仕舞い条件は、

開始→(青)翌日逆指(終日)[記憶値-1]で手仕舞いする

といった感じで完了となります。

上記はあくまで一例ですが、

建値等ではなく、仕掛け日や仕掛け日前日のテクニカル等の値を持ち越したい場合には、

上記のように記憶パレットを使う形になると思います。

シストレ初心者の方の場合ですと最初は使い方が難しい機能だとは思いますが、

慣れると結構便利だと思います笑

たとえばブレイクアウトの買い戦略の場合ですと、

・初日はジャンピングキャッチで失速
 ↓
・そして損切りとなった後再び上昇

などといった動きが多発します。

こういった際に、

「損切りラインをもうちょっと遠くしたいな」

といった場合には、

記憶値を使って仕掛け初日の前日安値を下回ったら損切り、

などといった設定にする時もあります。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

前々記事:一定%の場中の損切りの設定方法
前の記事:戦略の投入額は、標準偏差で決めるのも手
今の記事:仕掛け初日の前日安値以下になったら損切るには?
次の記事:翌日始値が、結構使えると思っています。
次々記事:1銘柄の仕掛け株数の設定

おすすめ記事

実運用段階の検証開始日

バックテストファイル、最適分散投資ファイルともに、検証開始日を設定しますよね。…

バックテスト時間の短縮方法

今日は、イザナミにおける販売戦略のバックテスト時間を短縮する方法について書かせ…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る