トレシズ式資金管理術(4)
■過去最大DDは最低単位の予備資金
たとえば資金150万、
過去最大DD20%の戦略の場合、
過去最大DDは30万円、ということになると思います。
上記のような戦略の場合、
私の考え方ですと、
「上記戦略の運用には150万+30万=180万必要」
と考えるようにしております。
といいますのも、
その戦略がもしDDから始まり、
資金が150万より減っている状態ですと、
その戦略では本来のパワーを出せないため、
予備資金から資金を補充し、
資金150万を維持する必要があるためですね〜。
その上で、
予備資金が尽きたらその戦略は停止、
といったスタイルも、
分かりやすいので1つ、
とは言えるのかもしれません。
そのため、
私の場合ですと、「予備資金は初めから捨てたものとして考える」といった考え方をする場合が多いです(ぇ
これは何といいますかメンタル的なお話ではあるのですが、
初めから捨てたものとして考えておけば、
DD中でもより一層メンタル的に安定しやすい、
と考えているためですね〜苦笑
上記例では過去最大DD20%ということで、
たとえば資金500万でしたら過去最大DD円は100万にもなりますが、
資金50万でしたら過去最大DD円は10万ですよね。
捨て金として考えるためには、
もちろん自分的に捨てられる額でなくてはならないので、
もし過去最大DD円が大きすぎるのであれば、
元々の最適分散投資ファイルの資金量を落とす必要がある、
ということになるのかもしれません。
また、過去最大DDというのはあくまで目安であり、
今後も更新し続けるものではあると考えられますので、
私の場合ですと予備資金を
過去最大DD+α
といった感じで、大き目にとっていたりします。
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