システムトレードブログ

トレシズ式資金管理術(10)

トレシズ資金管理方法

■売買手数料負荷・スリッページ負荷

やはりといいますか、

売買手数料やスリッページを含めまして、

おおよそはイザナミの検証結果と合わせる必要は出てくると思います。

といいますのも、

実際よりも検証結果が良すぎる場合、

実際の資金よりも多くシグナルが出てしまうためですね〜苦笑

まず売買手数料負荷ですが、

個人的には往復1000円を指定しています。

ちょっと多いことは事実なのですが、

個人的な経験上では、

スリッページ等を含めましてこれぐらいを設定しておくとちょうどいい場合が多かったためこうしております苦笑

スリッページ負荷は、

もちろん戦略の内容にもよるのですが、

買いの仕掛けの場合、

0.5〜1%ぐらいが妥当ではないかなぁ、

とは考えていたりしますね〜。

個人的なトレード日記側のスリッページは、

…実は0.3%ほどだったりします(ぇ

これはいろいろなテクニックを使うことによりスリッページを減らしている感じでして、

・仕掛けで、逆指値の仕掛けラインより上で寄りそうだったら成行に変更
・手仕舞いで、逆指値の手仕舞いラインより下で寄りそうだったら成行に変更
・指値の逆指値を使う(200円以上になったら210円指値指定の逆指値)
・逆指値ラインをブレイクしそうだったら成行で仕掛けてしまう
・あと、テクニックではないのですが、逆指値が発動してから大量の成行の売りが降ってきて、逆指値ラインよりも下で寄る「逆スリッページ」というものがあります笑

といった5つが代表的なものでしょうか。

個人的な経験上ですと、

「200円以上になったら成行で買いという逆指値」

よりも、

「200円以上になったら指値210円で買いという逆指値」

の方が、

圧倒的にスリッページが小さいということを確認しております。

ただ後者は、

210円以上で始まった場合に空ぶる懸念があったりしますので、

できれば9時近辺での監視との併用が好ましい、

とは考えております苦笑

また、

「200円以上になったら指値204円で買いという逆指値」

といった感じで、

スリッページを抑えたいがために指値ラインを落とすのは、

約定率が大幅に落ちるので注意が必要です。

個人的には、

「逆指値ライン+5%の指値」

としています。

この手法はもちろん、

最大で5%のスリッページが発生しますが、

個人的な経験上ですと、

もちろん毎回5%のスリッページが発生するわけもなく、

100トレードぐらいの平均を取りますと、

大体0.5〜1%の範囲に収まる場合が多いです。
(※注:これはもちろん戦略にもよります汗)

いずれにしても、

事前に分かるものでもないため、

複利の場合には特に、

定期的に実際の結果とイザナミの検証結果を合わせていく、

といった作業をしておくといいのではないか、

とは考えていたりしますね〜。

といいますのも、

複利の場合ですと、

勝っている場合にどんどん投入額が増えていくためです苦笑

逆に、単利の場合ですと、

投入額は一定ですので、

無理してまで設定する必要はないのではないか、

とは考えております。

いずれにしても、

検証と実際にはズレがあるのは必然だとは思いますので、

私自身の場合ですと、

「神経質にならずに、結構適当に」

をモットーとしております笑

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