システムトレードブログ

トレシズ式資金管理術(11)

トレシズ資金管理方法

■投入額や、ロットを増やす時期

シストレ初心者にありがちなのが、

たとえば総資金が500万だっとしまして、

「最初からいきなり500万全てを投入してしまう」

という点でしょうか汗

これは必ずしも間違っているというわけではないとは思うのですが、

たとえば私の場合ですと、

「絶対初めは低ロットから」

と決めていたりします。

これはなぜかといいますと、

・低ロットで戦略の特性を把握する期間を設けるため
・フォワード成績を余裕をもって見極めるため
・何より、その戦略を信頼するまでには時間がかかるため

といった理由が大きかったりしますね〜。

結構、開発段階では、

「すごい期待値の戦略ができた!これはいける!」

といった手ごたえを感じたりするものですが、

いざ運用してみると…

「あ、あれ?汗」

という場合も少なくありません苦笑

やはりといいますか、

フォワードである程度試さないことには、

なかなか本質は見えてこないものです。

資金を投入しないでフォワードを見てもいいとは思うのですが、

私の場合ですとやはり、

資金を投入した方が動きを掴みやすいため、

低ロットでスタートする、

という手法をとる場合が多いです。

あくまで個人的なテスト段階のロットとしましては、

・資金50万
・3銘柄分散(1銘柄10〜15万ぐらい)

といった感じが多いかもしれません。

「50万で3銘柄分散だと結構曲線が荒いんじゃないの?」

という疑問が沸かれるかもしれません。

…実際のところ、荒くなることは確かです苦笑

ただ、

1つの戦略としては荒いかもしれませんが、

特性の異なる戦略を組み合わせて複数売買ルールにしますと、

結構曲線が滑らかになったりします。

そのため、

「個々の戦略の資産曲線ではなく、複数売買ルールの資産曲線を重視する」

というのが個人的なスタイルだったりしますね〜。

初めは低ロットだとしまして、

「いつロットを増やすか?」

という点ですが、

私の場合ですと、

・その戦略に対して、かなりの信頼感が生まれた時
・また、順張り買いの場合下落トレンドでロットを増やしてもあまり意味がないので、明確な上昇トレンドの時

などに考える場合が多いかもしれません。

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