トレシズ式資金管理術(16)
■必要な戦略数は?
個人的には多元複利運用という、
全戦略を複利でまわすスタイルですが、
やはりといいますか、
ここで考える必要が出てくるのが、
「何個の戦略を使えばいいか?」
という点です。
もちろん必要な戦略数は資金量によって変わってくるとは思っておりまして、
資金量が多いほど、
必要な戦略数も多くなる、
とは言えるかもしれません。
といいますのも、
資金量が増えてきますと1銘柄投入額も大きくなるため、
どうしてもマーケットインパクトの影響が出てくるためですね〜汗
マーケットインパクト緩和のため銘柄分散が必要になり、
銘柄分散のためには戦略数が必要になる、
という理屈でしょうか。
私のトレード日記側を例に挙げますと、
総資金350万に対して10戦略あります(ぇ
…正直なところ、これはちょっと多いでしょう苦笑
といいますのも、
10戦略あると、
…発注がかなり大変です苦笑
やはり日々の手間という要素も無視はできないので、
適切な数がいいとは思いますね〜。
個人的には、
各戦略のテスト目的もありますので、
やや多めに使っている、という形です。
個人的にまず必要だと思いますのは、
・順張り買い
・逆張り買い
1つずつでしょうか。
その次に、
必要に応じて特性が異なる戦略を導入していく感じです。
あとは、
私の場合ですとテスト段階では1戦略あたり50万ぐらいの資金でスタートする場合が多いですので、
総資金350万に対してですと、
6個ぐらい戦略があればいいのかな、
とは思っております。
差分の50万はDD用ですね。
そのためですが、
(1)まずは総資金から全戦略のDD分を差し引く
↓
(2)その上で、テスト段階の1戦略あたりの資金を決め、
全戦略のDD分を差し引いた総資金÷テスト段階の1戦略あたりの資金
=必要な戦略数
といった計算で必要な戦略数を求める
↓
(3)あとは、特性の異なる戦略を必要数導入していく
といった手順が、
個人的には好みかもしれませんね〜。
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