システムトレードブログ

トレシズ式資金管理術(17)

トレシズ資金管理方法

■戦略の停止基準(1)

自分の資金を守るのが資金管理という観点では、

戦略の停止基準というものも必要だと考えられるかもしれません。

停止基準というものはなかなか判断に困る局面もありますが、

これも初めの段階で決めておくべきことではないか、

とは思っていたりしますね〜。

あくまで私の場合ですとまず、

イザナミ開発元やニッパー様もおっしゃられていますが、

「最低20〜50トレードは継続する」

というのが好みだったりします。

といいますのも、

1〜2トレードではもちろんかなりの偏りがあるでしょうし、

ある程度は試行回数を増やさないと本質が見えてこないためですね〜汗

そのためですが、

私の場合ですと、まず「最低継続回数」というものを決めます。

最近は、「50回」としています。

そして次に、

「50回試行して負け越しても、ギリギリ耐えられるロットにする」

という部分を考えていきます。

…50回ずっと負け続けるというのは、さすがにありえないだろうとは思います苦笑

要するに、負け越しのイメージですね。

たとえば1戦略50万だったとしますと、

個人的な感覚では、

−20万負けるとなかなかきついものがあります苦笑

そのため、

1銘柄投入額などを含めて調整していく感じですね〜。

私の場合ですと、

多くの場合、「1銘柄投入額を%で指定」する場合が多いです。

といいますのも、

たとえば1銘柄投入額を20万円としていた場合、

DDで戦略資金が40万に減っていたとしても20万のシグナルが出てしまうため、

「負けが続くと1銘柄投入額が戦略資金に対して大きくなりすぎてしまう」

という欠点があるためです。

負け額の大きさもそこまでは減らないので、

上記設定の場合、

負けが続くと結構資金の減りが早い場合が多いです汗

1銘柄投入額を20%としていた場合には、

戦略資金50万の時は10万のシグナル、

戦略資金40万の時は8万のシグナルと、

減り方に応じて1銘柄投入額も減っていくため、

「戦略資金が減るほど、じょじょに負け額が減っていく」

という特性がありますので結構便利です笑

また、複利を採用する場合にも%指定は便利で、

「戦略の調子がいいほど1銘柄投入額が自動的に増えていく」
「戦略の調子が悪いほど1銘柄投入額が自動的に減っていく」

ということが実現できますので、

非常に理に適っているとは思いますね〜。

とはいえ、1銘柄投入額の%指定が必ずしも正しいというわけでもなく、

円指定の方がいい場合も多々あるとは思われます。

あくまで用途に応じて、

といった感じかもしれませんね。

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