システムトレードブログ

戦略開発方法を学ぶシリーズ(20)

トレシズ開発方法

資金管理の方はよくよく考えますとまだ書くことがありそうなので引き続き継続で、

今日はユーザー様よりいただきました、

「普段どういった切り口から戦略を開発しているのか」

という点について書かせていただきたいと思います。

■戦略開発の切り口

私の場合ですと、

新戦略を開発する時の動機として一番多いのが、

「こういう銘柄を引きたいが、現状引ける戦略を持っていない場合」

ですね〜汗

特に、多くのシステムトレーダーが引いている銘柄を、

自分は引けていない場合などに考える場合が多いかもしれません。

個人的にはやはりといいますか、

「ストップ高を連発するような動き」

が最も好きで、

保有銘柄がそういう動きをすることが理想です笑(コラ

…もちろん、事前に分かるものでもありませんが、

シストレということで、

過去に同じような動きをした銘柄のチャートのパラメータなどを調べる場合は多いですね〜。

見る要素としましては、

・チャート形
・直近の売買代金や、出来高の増え方など
・陽線か陰線か
・前日比(率)
・期間上昇率(5日)
・移動平均乖離率(終値)(5日)
・移動平均乖離率(終値)(25日)
・移動平均乖離率(終値)(75日)
・安値→高値(率)
・終値→高値(率)

あたりをチェックする場合が多いです。

「こういった形の銘柄は、こういう動きをする場合が多いな」
「パラメータ的にはこのへんの位置で反発する場合が多いな」

といったイメージを掴むのが大事かもしれませんね〜。

あとは、

・上がっている銘柄を買うのが好みか?
・それとも下がっている銘柄を買うのが好みか?

という点の考慮も重要です。

といいますのも、

自分が好きな手法でないと、

肝心な「継続」が難しくなってくるためですね汗

他にもいろいろ考えるべき要素はあります。

・逆指値を使うのが好みか、使わないのが好みか
・上昇トレンドに入っている銘柄を狙うのか、それともそうでないのか
・下げている最中に仕掛けるのか、それともリバウンドを確認してから仕掛けるのか
・どういった銘柄を狙うのか
・ポートフォリオ内の戦略に同じものはないかどうか

などなど、

書ききれないほどの項目があるとは思いますね〜。

とは言いつつも、

あくまで私の場合ですと、最初は

「どの銘柄を引きたいと思ったか」

という点から入る場合が多いです。

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