結構使える待機パレット(3)
今日は順張り買いの「追撃買い」についてです。
追撃買いとは、
(1)まずは比較的大きいロットで株価が上昇したところでの仕掛け
↓
(2)さらに株価が上昇し含み益が乗ったら、その含み益分を保険として、初回よりは小さなロットでの仕掛け
といった感じで、
株価の上昇に応じて、さらなる利益を狙うために玉を追加していくような手法ですね〜。
結構最近は、
・ブレイク初回は、ブレイクした後になぜか売りが殺到し、相当な高値掴みになる
・そして、そういった振るい落としの後に、株価が上昇していく
という動きが頻発しているように見受けられます。
そして、
たとえばブレイクアウト系買い戦略などですと、
初回のブレイクの際に仕掛ける場合が多く、
そこで普通に上がればいいのですが、
初回に上がらなかった場合、
その後の上昇を取れなかったりする取りこぼしが意外と多かったりします苦笑
こういった取りこぼしを防ぐ際にも、
待機パレット、もしくは一日待ってからシグナルを出す手法が便利だと思いますね〜。
たとえば、以下のようなブレイクアウト系買い戦略があったとします。
高値が(期間高値)(高値)(50日)(1日前)より小さい→(青)翌日逆指(終日)(期間高値)(高値)(50日)+1Tickで買いを仕掛ける
要するに直近50日の高値ブレイクで仕掛ける逆指値戦略ですね。
これで初回に上がらなかった場合に再度仕掛けるにはどうするかといいますと、
たとえば、
高値(1日前)が(期間高値)(高値)(50日)(2日前)より小さい→(青)高値が(期間高値)(高値)(50日)(1日前)より大きい→(青)前日比(率)が0より小さい→(青)翌日逆指(終日)(期間高値)(高値)(50日)+1Tickで買いを仕掛ける
といった感じかもしれません。
要するに、
・昨日はブレイクしていない
・当日ブレイクしたが、前日比マイナスで終わった
という銘柄に、翌日仕掛けるようなイメージですね〜。
上記例では待機パレットは使っていませんが、
ブレイクアウト系買い戦略に待機パレットを入れて、
1日や2日待機してから仕掛けたら成績はどうなるか?
という点を調べるのも面白いと思います笑
高値圏での上髭は、一般的には売りサインと言われますが、
私は最近はそうは思っていなかったりしますね〜(ぇ
特に、25日乖離率がそこまで大きい値でない場合には、
上髭や陰線は、
「あくまで売りをこなしている調整の段階であり、上昇の初動である場合が多い」
と考えているほどです。
いずれにしろ、
追撃買いも基本はピラミッディングで、
株価が安いところにあるほど玉を増やし、
株価が高いところにあるほど玉を減らすようにはします。(買いの場合)
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