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単利単月検証の重要性

トレシズイザナミの使い方

一般的には、

戦略を開発する際などには

「単利通年」

で検証する場合が多いかもしれません。

これは何と言いますか、

通算利益率等が分かりやすいですし、

この方が一般的だからかもしれませんね〜。

ただ、私の場合ですと、

「単利単月」
「単利四半期」

の検証結果も、かなり重要視しています。

これは要するに、

「運用開始時期による成績の差」

を掴むためですね〜。

戦略の実際の成績というものは、

「開始時に利益で始まったか」
「開始時にDDで始まったか」

という要素の影響をかなり受けます。

といいますのも、

資金150万の戦略で、

最初にDDで始まり、

130万まで減ってしまったとしますと、

150万の時よりはどうしてもパワーが落ちてしまいます汗

DDから始まると、

DD回復までにより一層時間がかかるわけですね〜。

そのため、

理想を言えば利益から始まるのがベストとは言えますが、

…いつ開始すればいいのかが分かれば誰も苦労しませんよね苦笑

なので私の場合ですと、

・まずは単利四半期検証などで、開始時期が悪かった場合のDDや、DD回復期間を調べておく
・開始時期が悪かった場合に発生したDD分ぐらいの予備資金を用意しておく
・そして、開始時期が悪かった場合の覚悟もしておく(ぇ
・全ての戦略を同時には開始せずに、それぞれで半月〜一か月ずらす

などといった対策をする場合が多いです。

特に、

「いつ開始するのがベストかどうかは事前には分からず、全ては結果論になってしまう」

とは考えておりますので、

「戦略の開始時期を少しずつずらす」

という対策が、

ドルコスト平均法などと似た感じで、

時間分散になり有効なのではないか、

とは考えていたりしますね〜。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

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