個人的な戦略の追加方法(2)
まずは売りを使うかどうかが第一弾ということで、
次は、「売りを使わないポートフォリオ」についてです。
まず、よくいただくご質問としまして、
「複数の戦略を使うより、1つの戦略を使い、集中投資した方がいいんじゃないの?」
というお話があります。
実際、
もしその戦略の将来的な成績が良いのであれば、
当然1つの戦略に集中投資したほうが効率がいいですよね笑
ただ一方、
「その戦略の、将来的な成績が良いかどうかは誰にも分からない」
という点があるとは思います汗
これはおそらくビジネス等の話と似ているとは思いますが、
一極集中した場合、
その戦略がこけた場合に、
…全てが終わってしまいます苦笑
そういった時に、
主戦力ではなくても、
サブ的に生き残っているような戦略があるだけで、
メンタル的にもだいぶ救われる部分があるのではないか、
と考えていたりはしますね〜。
要するにリスクヘッジということですが、
「戦略の将来的な成績が分からない以上は、複数の戦略でリスクを分散すべきではないか?」
というのが個人的な考え方です笑
「どの程度リスクを分散させるか?」
という点については、
個人的には「資金量の大きさを考慮すべきではないか?」とは思っておりまして、
当然資金が多いほどリスクを分散する選択肢は増えます。
そのため、
「資金量が多いほど、必要な戦略数が増えるのではないか?」
とは考えていたりしますね〜。
逆に、資金量が小さい場合には、
そこまでリスク分散はできませんし、
これは避けられないことだとも思っています。
たとえばですが、
年利20%の戦略があったとします。
年利20%ということは、
たとえば運用資金が100万であれば毎年20万の利益ということですよね。
この「20万」という部分をどう考えるか次第かもしません。
その20万が、
「働いた方が早いな」
と感じるのであれば、それは資金不足ということですし、
逆に「十分」と感じるのであれば、
資金的に足りている、ということです。
こういった感じで、
・総資金の大きさから戦略数を考慮する
・また、戦略の数と平均年利的に、自分のニーズに合った戦略数に調整する
といった考え方も1つなのではないか、
とは思っていたりしますね〜。
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